今回は助動詞の疑問文を紹介します!
目次
助動詞の疑問文
助動詞の肯定文についてはこちらの記事で書きましたので必要に応じてお読みください。
疑問文の作り方
助動詞を使った肯定文 You can see it を疑問文にしてみましょう。
助動詞がある文を疑問文にするのはとっても簡単。
どうやるのかというと、
(1) 助動詞を文頭に出す
(2) クエスチョンマーク(?)を文の最後に付ける
これだけです!
では You can see it を疑問文にしてみましょう。
発音の注意点
助動詞を使っていない文の疑問文と同じように、助動詞を使った疑問文の発音も上げ調子になります(発音サンプル)
*ctr を押しながらクリックすると別ウインドウで google翻訳が開きますのでスピーカーのボタンをクリックして確認してみてください。
例文で理解を深めよう
次に例文で理解を深めていきましょう。
ここでは肯定文→疑問文の変換をしていますので疑問文の作り方も再度確認してみてください。
1. You can do it.(あなたはそれをすることができます→あなたならできるよ)
→ Can you do it?(あなたにできるの?)
2. I must go there. (僕はそこに行かなければならない→そこにいかなきゃ)
→ Must I go there?(そこにいかないといけないの)
3. He should finish the work.(彼はその仕事を仕上げるべきだ→彼,あの仕事仕上げちゃった方がいいよ)
→ Should he finish the work?(彼,あの仕事仕上げちゃた方がいいの)
どうでしょう?
疑問文の作り方:助動詞を前に出して、クエスチョンマーク(?)を付ける
たったこれだけ。
簡単だね。
May の場合
取り立てて特別特殊ということもないのですが、May の疑問文は主語が「I」以外で使う場面はあまり多くないということもあって、肯定文→疑問文の変換ではなく直接例文をご覧ください。
May I do it?(それをしてもよいですか?)
May I have lunch now?(今お昼食べてもいい?)
間違いやすい形(祈願文)
May を使った祈願文というのがあり、「~でありますように」という祈願を表します。
形は May が先頭に来るので書き言葉では迷うかもしれませんが、クエスチョンマーク(?)の有無で見分けることができます。話し言葉では祈願文は上げ調子に発音されないので判別が可能です。
May the force be with you.(フォースとともにあらんことを)
というスター・ウォーズのセリフが有名ですね。
祈願文を見分けるポイント:
☆クエスチョンマーク(?)がない
☆ 発音が上げ調子ではない(こちらから確認できます)
文法的には祈願文は May の倒置と解釈されます。
まとめ
助動詞の疑問文は「助動詞を文頭に出してクエスチョンマーク(?)を付ける」ということを押さえていただければOK!
確認テスト
次の日本語を英語にしてください。
1. あなたはギターが弾けますか。___ ___ ___ _ ___?
2. ジョン(John)は日本語を習うべきですか。
(ヒント:日本語を習う→learn Japanese)___ ___ ___ ____?
3. ここにとどまらないといけない?
(ヒント:ここにとどまる→stay here)____ __ ___ ___?
4. いらっしゃいませ。____ __ ___ ___?
解答
1. Can you play the guitar?
2. Should John learn English?
3. Must I stay here?
4. May (またはCan)I help you?
あとがき
正解できましたか?「理解」と「反復」が遠いように思えて実は習得への近道です!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡