to 不定詞を基本から [名詞的用法編]



to 不定詞を基本から

 

ゼブラくん,to 不定詞って知ってるかい?

知ってるよ。あの,ほら,長くて,赤くて,あっ,違うか。やっぱあれか...

(うん,知らないな,でもここは...)さすが我らがゼブラくん!!

もう逆に痛いからやめて!

 

ということで今回は to 不定詞の基本を解説します。

 

今日のポイント! ○ to 不定詞の3つの用法
○ 名詞的用法の役割と使い方

 

 

目次

 

To 不定詞とは?

そもそも to 不定詞 って何さ。

 

to 不定詞 は

to + 動詞の原形

という形のことをいいます。

 

たとえば、to buy, to see などです。

 

to 不定詞の意味

to 不定詞の「不定」というのは「定まっていない」という意味。

ということでto 不定詞だけでは性格な意味を知ることはできません(キッパリ)。

それじゃどうやって意味がわかるのさ!

 

to 不定詞の3つの用法

to 不定詞で「定まっていない」というのは全く何も「定まっていない」ということではなく次の3つの用法のうちどの用法の意味になるかということが「定まっていない」のです。

 

1. 名詞的用法

2. 形容詞的用法

3. 副詞的用法

 

これらはその名の通りそれぞれ名詞のような,形容詞のような,そして副詞のような役割をします。

 

このうち今回は名詞的用法について基本事項をご紹介します。

 

名詞的用法の役割と使い方

名詞のような役割っていうのは具体的にどういうこと?

 

名詞は主語(S)や目的語(O),補語(C)になります。

例:主語→ An apple is a fruit.(SVC)

  目的語→ He wants an apple.(SVO

  補語→ This is an apple.(SVC

 

to 不定詞の名詞的用法もこの例でいう apple の位置に入って主語や目的語,補語になることができます。

動詞が名詞の役割をするため意味は「~すること」や「~するのは」となります。

 

では例文で使い方を確認しましょう。

1. To play tennis is fun. → 主語(S)
(テニスをするのは楽しい)

 

2. I want to buy a new smartphone. → 目的語(O)
(新しいスマホを買いたい) 

 

3. My hobby is to play the guitar. → 補語(C)
(私の趣味はギターを弾くことです)

 

 

ちょっと待って。「買いたい」って何?「~すること」とか「~するのは」じゃないじゃん。

「買いたい」を解体すると want + to buy なので「買うことしたい」となります。それで「買いたい」になるわけです。

 

「買いたい」を解体するって!突然ぶっ込んで来るのね。

 

まとめ

to 不定詞の3つの用法から名詞的用法の基本事項を駆け足で見てきましたが,いかがだったでしょうか?
名詞的用法の応用編としては形式主語や形式目的語の構文があります。これらの記事は以下のリンクからお読みいただくことができます。

 

形式主語はから(形式目的語のABC - ルーちゃんの🐾英語教室

形式目的語はこちらから(形式目的語のABC - ルーちゃんの🐾英語教室

 

確認テスト

日本語の意味に合うようにカッコ内を埋めてください。

1. (      ) (      ) a car is fun.(車を運転するのは楽しい)

2. I (      ) (      ) go there.(そこに行きたい)

3. My hobby is (      ) (      ) pictures.(私の趣味は絵を書くことです)

 

解答
1.  ( To ) ( drive ) a car is fun.
2. I ( want ) ( to ) go there.
3. My hobby is ( to ) ( draw ) pictures.

 

あとがき

この記事では確認テストとして3問ご用意しましたが、繰り返し練習することでより早く確実に身につきますので問題集などを活用することをお勧めします。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡