今回も張り切って英作文に取り組んでいきます。あっ,ご挨拶が遅れました,ゴリです。
この記事の流れ
この記事ではまず英作文のお題を1つ提示します。
次に間違えやすいポイントを盛り込んだ「よくある間違い例」をお示しし,それを添削していきます。
最後に添削を踏まえた英訳例をお示しします。
注:英作文や英文ライティングの正解は1つではありませんので,英訳例はあくまで1例に過ぎないと考えてください。
英訳例を見る前にぜひご自分でも英作文にトライしてみてください!
今回のお題
「その箱を持ち上げようとしたけど無理だった。」
よくある間違い例
I tried lifting up the box, but it was impossible.
添削と解説
「よくある間違い例」の改善ポイントをそれぞれ解説します。
it was impossible
順序が前後しますが,まずこちらから解説します。
これはOKじゃない?
確かにこれは間違いではありません。
ただ,出だしが I ですのでわざわざ it を主語に持ってくる必要はないかなと思いますし,自分の話なのに少し客観的すぎる感じが出てしまいますので,単純に
but couldn't.
とするとスッキリします。
主語と動詞はどこにいったの?
主語は前の I から続いていると考えてOK。
消えた動詞の謎は重要なポイントです。
じゃあ but couldn't try lifting up ってこと?
そうではなく,lift up の繰り返しを避けていると考えてください。
つまり頭の中では,
but couldn't (lift up the box).
と続くと考えられます。
tried lifting up the box
どれどれ訳し戻してみると「その箱を持ち上げようとした」。うん,ゴリさん,やっちゃったね。これは正解だもの。
それがそうじゃないんです。
ここは本当にややこしくて間違えやすいポイントですが,確実に使い分けができるようにしておきたいところです。
今回のお題は「持ち上げようとしたけど無理だった」ですので,実際は持ち上がっていません。ですから trying -ing ではなく try to でないとダメということになります。
tried lifting up the box → tried to lift up the box
ちなみに「その箱を持ち上げてみたらとても重かった」は
I tried lifting up the box to find it very heavy. と表すことができます。
(実際持ち上げてみたので重さが分かる→だから tried lifting up)
英訳例
I tried to lift up the box, but couldn't.
あとがき
いかがだったでしょうか?try -ing と try to はとても混乱しやすいですが,この記事でご紹介した「to 不定詞」=「少し未来」→「不確かさ」という覚え方は自分でいうのもなんですが悪くはないんじゃないかなと思います。
出たよ,自画自賛!
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最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡