今日のスクリプト
Never in my wildest dreams did I imagine that I would win a lottery!And you said to me, "Really!! Lucky you!"
No, I didn't.
Of course not. Why? Because that was just a dream.
You just contradict yourself.
日本語バージョン
まさか宝くじが当たるなんて夢にも思わなかった!博士は僕に「本当か!うらやましい!!」って言ったんだよ。
いや,言っておらんぞ。
もちろん,言ってないよ。なんでって?だって,ただの夢だったんだもの。
いや,矛盾しとるし。
ちょこっと解説
Never in my wildest は本日のメインディッシュなので後回しにさせてください!
Of course not
Of course. はよく見たり聞いたりするんじゃないでしょうか。
もちろんこれは「もちろん」という意味だよね。
その通り!
で,Of course not ですが,これは「もちろんそうじゃない」という意味で使われます。
否定文で聞かれて not 以外をごっそり省略する感じ。
たとえば?
A: You are not lying, are you?(ウソついてないよね?)
B: Of course not.(もちろん,ついてないよ)
Contradict oneself
contradict は「矛盾する」という意味ですので,
contradict oneself は「自分自身に矛盾する」→「矛盾したことをいう」となります。
Never in my wildest dreams did I imagine~
おまたせしました!本日のメインディッシュです!
単語
まずは単語の説明を。
・imagine は「想像する」ですが訳としては単に「思う」としてもOKなこともあります。
・Never は「決して~ない」という否定を表す副詞です。wildest は wild の最上級です。
・意味が問題で「野生の」ではなく「とっぴな」とか「荒唐無稽の」といった意味です。
My wildest guess is that ~ とというと「あてずっぽうでいうと~なんじゃない」という感じになります。
in my wildest dreams
次に説明しますが,Never を文頭に出すのは強調するためなのですが,それをさらに in my wildest dreams(直訳:もっとも荒唐無稽な夢)でさらに強調しています。
エース中のエースみたいな?
うん,そうかな(・・・そうかな?)
倒置
今日のテーマはまさにこれに尽きます。
did I imagine という倒置が起きているのは Never という否定語が先頭に来ているから。
Never did I imagine と in my wildest dreams がなくてもすでに強調が入っていますので「まったく想像しなかった」→「夢にも思わなかった」という意味になります。
他には,
Little did I know that ~ (~とはまったく知らなかった)
という言い方もできます。
little※ という否定語を前に出しているため倒置が起こります。
little 自体が「まったく~ない」ですが文頭に出ることでさらに強調しています。
さらに動詞を修飾する副詞の little には「全くない」という意味もあります。
Never in my wildest dreams did I imagine~に戻りまして,Never did I imagine ですでに「夢にも思わなかった」を表した上に in my wildest dreams(もっとも荒唐無稽な夢でも)で強調されていますので訳すとすると「よもや~とは夢にも思わなかった」のように「よもや」や「まさか」という強調する言葉を入れるとちょうど釣り合うかなという気がしています。
出た!自信ないときの言い方!
しっ~!!それ言っちゃダメなやつ^^
あとがき
今回は「文頭の否定語で強調と倒置」をお送りしましたが,いかがだったでしょうか?文頭に出して強調はイメージしやすいと思います。ご自分で使うときは倒置に気をつけてください。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡