目次
今回のテーマ
今回のテーマは倒置による強調。
うん、赤字と太字による強調だね。
テーマの方?!
といういつものボケツッコミは置いておいて^^、早速、本題に入って行きましょう!
否定語が文頭に出て起きる倒置
今回のテーマに沿った言い回しがこちら!
Never in my wildest dreams did I imagine that~
Never じゃなくて Not じゃダメなの?
文法的には Not でもOKですが、Never in my wildest dreams が決まり文句みたいなものなので Never の方がベターかなと。
否定語と倒置と強調と
さて、タイトルの正解が分かったところで今回のポイントに入っていきます。
それぞれ見ていくことにします。
否定語が文頭に来ることによる倒置
否定語が文頭に来ると必ず倒置が起きます。
1. No sooner had I arrived at the station than the train came.
→ 駅に着くやいなや電車が入って来た
2. Little did I know that he was sick.
→ 彼が病気だなんて思いもよらなかった。
例文1は No という否定語が文頭に出ることによって
I had arrived が倒置されて had I arrived になっています。
(No sooner A than B の時制について詳しくは下のリンク先でお読みいただけます)
例文2の否定語は little。この little は副詞でそれが文頭に出ることで I little knew が倒置を起こして Little did I know という語順になっています。
a little は「少し(ある)」,
little は「ほとんど(ない)」
と a がつかない little は「ない」という意識なので否定語になります。
さらに副詞としての little が動詞の前に置かれるときは「全く~ない」の意味として使われます。
例: I little realized the fact.
→ その事実を全く知らなかった。
ここで倒置の作り方を整理しておくと、
*I had arrived no sooner のときは had が前に出て No sooner had i arrived
*I little knew のときは did I know と did が前に出て Little did I know
となっていて、疑問文の作り方と似ています。
倒置は強調のため
否定語を前に出して倒置をするのは強調のため。
普通にいうのと少し違った言い方をすることで話の意図が強調されます。
本題の Never in my wildest dreams did I imagine that~
Never in my wildest dreams did I imagine~に戻りまして,Never did I imagine ですでに「夢にも思わなかった」を表した上に in my wildest dreams(もっとも荒唐無稽な夢でも)でさらに強調されています。
そこを踏まえて「よもや~とは夢にも思わなかった」のように「よもや」や、あるいは「まさか」という強調する言葉が入ると英語での強調のニュアンスが伝わりやすいと思います。
例文です!
Never in my wildest dreams did I imagine that I would win a lottery!
Really! Lucky you!
ゼブラくん:まさか宝くじが当たるなんて夢にも思わなかった!
ゴリ(筆者):マジか!うらやましい!
*この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません^^
ちょこっと解説
例文のポイント解説です!
Lucky you
「ラッキーだね」という意味ですが、Lucky you という言葉を発する気持ちを考えると「うらやましいね~」というようなニュアンスになります。
あとがき
今回は「文頭の否定語で強調と倒置」をお送りしましたが,いかがだったでしょうか?今後もどんどん新しい記事を追加していきますのでお楽しみに!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡