Myths busted [神話を覆す] feat. 見出し英語の特徴



目次

 

今回のテーマ

今回のテーマは Myths busted。Myth = 神話、bust = 壊すで Myths busted =「神話を覆す」となります。

日本語の「神話」も myth も”実際は違うけどそう信じられているもの”=「誤った社会通念」のような意味で用いられたりしますので、

 

Myths busted =「よくある誤解を解く

 

という表現も当てはまります。

また、busted の代わりに debunked とした Myths debunked もよく使われるようです(debunk=うそを暴く)。

 

さて、今回は Myths busted にとどまらず「見出し英語の特徴」について簡単に解説したいと思います!

 

見出し英語の特徴

見出し英語の特徴を見ていくためにツイッターに出ていた次の見出しを使います。

BOJ's ETF buying not distorting markets, Kuroda says

見出し(headline)の英語には次のような特徴があります。

 

*冠詞の省略

冠詞が省略されます。

BOJ は Bank of Japan(日銀)で正式名称には the が付きますので The BOJ となるはずですが、ここでは the が省略されています。

BOJ's → The BOJ's

 

*Be動詞の省略

Be動詞も省略されます。

上のお題では,

BOJ's ETF buying not distorting → BOJ's ETF buying are not distorting

と are が省略されています。

 

*過去のことでも現在形

Kuroda said → Kuroda says

発言は過去のものですが、見出し上では現在形が使われます。

 

*未来のことは to 不定詞

未来のことは will ではなく,to 不定詞で表します(お題には使われていません)。

Japan will take measures → Japan to take measures

 

まとめ見出し英語の特徴

*冠詞の省略
*Be動詞の省略
*過去のことでも現在形
*未来のことは to 不定詞

 

Myths busted の場合

Myths busted は先ほどの見出しのルールでいうと「Be動詞の省略」にあたり,

 

Myths busted → Myths are busted

 

が元の形です。

 

あとがき

今回は Myths busted と見出しの英語について解説しましたが,いかがだったでしょうか?
見出し英語のルールは新聞や雑誌の記事なんかを読むときに役に立つはずです!

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡