You hit the nail on the head :「釘の頭を打つ」ってどんな意味?



さて,今日の表現は You hit the nail on the head。ゼブラくん,意味はわかるかい?ヒントは nail = 釘。

nail が釘ってことでしょ。えっと...「あなたは釘を頭で打った」...痛いよ,これは。

出ない方向で^^

 

イメージで覚えよう

このフレーズはそのままではちょっと覚えにくいのでイメージを掴むと覚えやすくなるかもしれません。

hit someone on the 部位

さて本題に入る前にちょっとだけ準備を。

 

英語では例えば「彼の肩をポンとたたく」という場合,

pat his shoulder というよりも pat him on the shoulder という言い方をします(ネット検索すると前者も相当出てきますので間違いではないようです)

※pat は「軽くたたく」感じで hit よりずっと弱い,痛くない叩き方です。

今日のポイント! 彼の肩をポンとたたくとき英語では,
彼の肩をポンとたたく」のではなく「彼を肩の部位でポンとたたく」
pat him on the shoulder
と表現します。

一般的には
V + someone + on the 部位
という感じで,動詞,目的語,部位を目的のものに変えて応用可能です。
(Vは動詞,部位はシャレ^^)

自分でネタばらししたよこの人!

 

直訳

さて準備はできましたので You hit the nail on the head を訳してみましょう。

hit someone on the 部位は「誰かの部位をたたく」ですから,

 

「あなたは釘の頭を叩いた」

 

という意味になります。

うん,これなら痛くないだろうけど,まだちょっとわからないな。

イメージしてみよう

釘の頭って小さいよね?

うん。そうか!その小さい頭を打つってことは「的に当てる」的なことじゃない?!

おっ!近い,近い。

 

「的に当てる」のを物理的なことではなく”意見”などと考えてみてください。

 

そうすると....

 

「ずばり言い当てる」

 

という意味が見えてきませんか?

辞書にはこの周辺の意味がいっぱい出ています。

「的を射たことをいう」

「正鵠を射る」

「図星を突く」

「核心を突く」

結局,どれも言い換えみたいなものですが,若干難しい。

 

そこでもっと簡単に使う場面で考えてみましょう。

それはこんな感じ。

This is a present for you. Can you guess what?

Let me see. Dog treats?

Oh, you hit the nail on the head!

 

アウル博士:プレゼントじゃよ。何かわかるかい?

ルーちゃん:えっと,トリーツ?

アウル博士:ピンポーン!

 

こんな漢字で「ピンポーン!」とか「正解!」という場面がぴったりです。

 

今日のまとめYou hit the nail on the head は,
○ 小さな釘の頭をたたく→小さな的を射る→ずばり言い当てる(ピンポーン!)

 

あとがき

いかがだったでしょうか?
最近ちょっと忙しくてなかなか更新できませんが,ネタを仕入れつつ少しでも更新できたらと思います。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡