今回は An ounce of prevention is worth a pound of cure ということわざをご紹介します。
なになに「1オンスの予防は1ポンドの治癒に値する」とはこれいかに?
おしい!直訳としてはほぼあってるけど2つだけ訂正箇所があるよ。
まず,cure には「治癒」という意味の他に「病気を治癒させるもの=治療(薬)」という意味があります。
Tamiflu is a cure for influenza(タミフルはインフルエンザの治療薬です)
あと1つは?
あと1つは an ounce でこれも「1オンス」という意味の他に「少しの」という意味もあります。
an ounce と a pound の関係は?
日本はメートル法なので yardやmile,ounceやpondといわれても今ひとつピント来ないかもしれません。
1 ounce(オンス)=16 pound(ポンド)のようです。
a pound に「多くの」という意味はありませんが,an ounce(軽い)と a pound(重い)を対比させることで,An ounce of prevention(少しの予防)がより重い a pound of cure(1ポンドの治療)と同じ価値があるといっているわけです。
話の腰を折るようでごめんなんだけど,worth って?
A is worth B で「AはBの価値がある」という意味で,Bには名詞に相当する単語が来ます。たとえば動名詞が入って,
The product is worth buying = その製品は購入する価値がある
というような使い方ができます。
結局,An ounce of prevention is worth a pound of cure の表す本当の意味は?
「少しの(軽い)予防がより重い治療と同等」
ということから
「治療よりもまず予防する方が簡単だよね」的な感じでしょうか。
日本語のことわざでは「転ばぬ先の杖」が対応します。
なるほどね。
あとがき
本文に「毎日の歯磨きで歯医者いらず」的なことですと書こうと思ったのですが,歯磨きしてても虫歯になるのでやめました^_^;
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡