Don't bite off more than you can chew という英語のことわざの解説



お~いゼブラくん,何やってるの?

ほぐがはにあってるはっへ?ゴホッ,ゲホッ,ゴホッ!

いや,ほうばり過ぎ?!

 

というわけで今回は Don't bite off more than you can chew という英語のことわざを取り上げます。

 

目次

 

解説

まずは意味からみていきましょう。

 

意味

直訳すると「噛める以上のものをかじりとるな」となります。

 

これが何を表しているか身を持ってわかったかい,ゼブラくん?

ゴクン。うん,わかったよ(涙目)。「無理すんな」ってことじゃない?

ご名答!(飲み込めてよかったね)

 

つまり,「噛める以上をかじるとる」とえらい目にあってしまうので
自分の能力を超えることをしてはいけない」というニュアンスになり,

無理すんな」とか「背伸びするな」という意味になります。

 

文法の解説

ほぼ蛇足ですが Don't bite off more than you can chew を各部ごとに解説します。

ご興味があれば読んでみてください。

 

bite off

bite は「噛む」でいいのですが,注目して欲しいのは off です。

off について詳しくはこちらをご参照ください。

englishluke.com

 

簡単にいうと

off =「離れている状態」ということでした。

 

ですから bite off では bite して off にする→「噛み切る(かじりとる)」となるわけです。

 

more

この more は名詞で bite off の目的語になっています。

eat much =「大食い」といったときの much も名詞で,それの比較級バージョンです。

 

また直訳の「噛める以上をかじるとる」では「以上」としていますが正確には「超える」です。

翻訳の現場では結構この辺はシビアですが,日本語で「5000人以上が参加しました」などといったときにはほぼ「5000人を超える人が参加しました」の意味だと思います。ただ「超える」を使うと文のリズムが悪くなったり長くなったりするので数学や英語の試験,仕事としての翻訳など「以上」と「超える」をしっかり訳し分けなければいけないとき以外はそれほど気にしなくていいのかなと個人的には思っています。

 

than you can chew

more than じゃなくて than you can chew でまとめたんだね?

もちろん more than というつながりなのですが,この場合の than は前置詞ではなくて接続詞だよといういつもの「重箱の隅つつき」をしたいなと思ってこの chunk(塊)にしました。

 

than が接続詞である理由は後に you can chew (SV)が続いているためです(前置詞であれば後には名詞が来ます)

 

まとめ

では,今回のまとめです。

今日のポイント! ○ Don't bite off more than you can chew=背伸びするな

 

あとがき

初心者ですがピアノを弾いていて il vento d'oroというJoJo 5部で使われていた曲の楽譜を見ていたときに今回の Don't bite off more than you can chew が降りてきてリフレインが止まらなくなり,弾くのはもう少し違う曲で練習してからということにしてこのお題でブログを書こうと思った次第です^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡