今回と次回で anything but と nothing but について解説するよ。
but,but,でもね,でもねと言い訳しない!
いやこの but は「でもね」じゃないのよ^^ というわけで今回は anything but をお届けしま~す。
目次
anything but の but
but は,
I'm sorry, but I can't come(ごめん,でも行けないや)のように「でも/しかし」という意味の接続詞(単語と単語,句と句,節と節をつなぐ単語)として使われるのを目にすることが多いと思います。
一方 anything but の but はこれとは違い except と同じ「~以外」という意味で使われています。
anything but の意味と使い方
まず意味からみていくよ。
anything but =「決して~でない」or「~以外なら何でも」
ではこういう意味になる理由も含めて詳しくみていくことにします。
どうしてこの意味になるのか
anything が「何でも」, but が「~以外」なので anything but の直接の意味は「~以外何でも」ということになります。
例文:I can eat anything but natto(納豆以外何でも食べられます)
次にもう一つの意味「決して~でない」を考えます。
ちょっと待って。「~以外何でも」と「決して~でない」って似てるような全然違うような?
実は2つの意味はやっぱりつながってると思うんだよね。
「~以外なんでも」は上の納豆の例のように,どちらかというと「何でも」の方を強調している言い方ですが,少しだけ言葉を加えて「~以外であれば何でも」とすると強調が「~以外」に移る感じがしませんか?
別に....
そこはしてほしい!
「~以外」に強調があるとき anything but は「何であっても(anything)~だけはない」と解釈でき 「決して~でない」という意味になるというわけです。
この意味での例文をみてみます。
He is anything but a coward(彼は決して臆病者なんかじゃない)。
far from, not ~ at all
「決して~でない」の意味では far from と not ~ at all が近く書き換え可能です。
He is anything but a coward
→ He is far from a coward
→ He is not a coward at all
注意点
anything but の「~以外何でも」,「決して~でない」のどちらの意味の例文も but の後に natto,a coward という名詞が来ていますが,名詞に限られるというわけではなく形容詞でもOKです。
例:The problem is anything but easy(その問題は決して簡単ではない)
これは far from でも同じで from が前置詞なので名詞だけが来そうなものですが,
The problem is far from easy ということもできます。
まとめ
今回のまとめです。
シリーズ2/2はこちらからお読みいただけます。
あとがき
次回は nothing but をお送りします。ちなみに僕は納豆大好き。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡