imaginary, imaginative, imaginable, imagined「想像」の翼を広げて



         imaginary, imaginative, imaginable, imagined

 

今回は imaginary, imaginative, imaginable, imagined を取り上げます。

 

imagine に似ているので「想像」に関係するんじゃないかとは「想像」がつくけど... 

ゼブラくんの言う通り今回ご紹介する4つの単語はすべて imagine(想像する)から派生した単語です。

では各単語の意味をご紹介します。

 

1. imaginary vs imagined

 

まずは imaginary と imagined をみていきましょう!

この2つの単語の意味は一見似ていますが、実は違います。

 

imaginary =「想像上の」

imagined =「想像した」

 

う~ん、どちらも想像してるし違いが今一つわからないなぁ。

そうだね、わかりにくいね。

 

冒頭の絵はワイバーンですが、これは an imaginary animal(想像上の動物) です。

つまり imaginary は「実在しない」という意味での「想像上の」を表します。

 

 

一方、 an imagined animalといった場合には「頭に思い浮かべた動物」です。頭で想像した動物ですの実在するかもしれませんし、しないかもしれません。

すなわち imagined は「頭に思い浮かべた」という意味で「想像した」を表します。

 

 

2. imaginative vs imaginable

 

まずは imaginable から。

-able は「可能(できる)」を表す接尾辞ですので(例:movable:動かせる、reliable:信頼できる)、

 

imaginable =「想像できる/考えられる」

 

という意味になります。

imaginable は最上級や every/all などとともに使われるのをよく目にします。

例:

I tried every approach imaginable →考えられる限りのやり方を試した。

This is the most beautiful place imaginable→ここは考えられる限りで最も美しい場所だ。

 

次に imaginative はというと、

 

imaginative =「想像力豊かな」

 

という意味。

-ative は「~する傾向のある」を表す接尾辞です(例:talkative:話好きな、decorative:装飾的な)

 

imagine(想像)する傾向にあるので「想像力豊かな」というわけ。

 

例:

He is an imaginative painter→彼は想像力豊かな画家だ。

 

なるほど。「想像」にもいろいろあるんだね。

 

 

今日のポイント! ○ imaginary 「(実在しないという意味の)想像上の vs imagined「頭で考えた」
○ imaginable vs imaginative は -able「可能」と -ative「~する傾向」の違い

 

 

あとがき

いや imagined はただの過去分詞だろうというツッコミごもっともです^^
一応言い訳としましては、形容詞的に使えるし、2つの単語を対応させて書きたかったものですから...

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡