♬ Come what may, I will love you until .....
Stop, stop, stooooop!著作権って概念あんのよ^^
目次
動詞 + what + S+ 助動詞 とは?
動詞 + what + S+ 助動詞はずばり「譲歩」を表します。
譲歩?
英語の文法でいう「譲歩」は一言でいうと「でもそんなの関係ねぇ」という感じです。
たとえば「雨が降っても、試合は決行されます」という文では「雨が降っても、そんなの関係ねぇ。試合はやるぞ」ということになります。
ポイント:英語で譲歩は「たとえAであってもB」のような文のこと
さて、動詞 + what + S+ 助動詞に戻りましょう。
この形は「Sが何をしても」という意味になります。
たとえば、
Say what you will =「あなたが何を言おうとも」
なるほど。でもさ、この what はいったい何?
この what は関係代名詞で、関係代名詞の what = the thing that を表すのですが、
what が anything that の意味となる場合があります。たとえば、
Take what you want = Take anything that you want =「欲しいものは何でも持ってっていいよ」
という感じです。
以上を踏まえて Come what may を見ると....
動詞 + what + S + 助動詞の S がない!
たしかに Take what you want では what の節の中に you という S(主語)がある一方、Come what may にはありません。これは先ほどご紹介したように what が(Sにあたる)先行詞を含む関係代名詞で what = anything that になっているから。書き換えると Come anything that may となります。
なるほど、これでわかっ....?!なん...だと?わからないじゃないの。
これ何?命令形?
このブログではおなじみロイヤル英文法によると命令形ではなく「倒置」のようです。
What may come の come が文頭に出た形。
Come what may は一見すると確かに命令形のように見えます。しかし come は基本的に目的語をとらない自動詞ですので what may が come の目的語という解釈には少し無理があります。
このことからも「倒置」という解釈が正しいように思います。
ところで冒頭の曲は Come what may, I will .... と続いていますが、what には接続詞の働きはありません。
このことから察するにたぶん日本語でたとえると「明日は晴れましょう」のような古いな言い方なんじゃないかなと(もう聞きませんよね「晴れましょう」って^^)
ふん、わかったような、わからないような。
それもこれも what のせいだ^^
結局、what がいけないのです。
これが whatever なら、
Whatever may come, I will love you until .... と何の問題もない文になります。
また倒置した形の Come whatever may, I will ..... という言い方は実はありです。
よって、Come what may の what は whatever の -ever が取れた形と考えると理解しやすいかもしれません。
Come what(ever) may の意味
さて事前準備が整ったところで Come what may の意味に参りましょう!
what = whatever と考えることができることを上でみましたので、
Come what may
= Come whatever may
= Whatever may come
=「たとえ何が来ようとも」
=「(たとえ)何があっても」
おっ、答え出たね。
良かった^^
では、最後に今回のまとめです!
あとがき
後でゼブラくんに聞いら、I will love you until I no longer love you って歌おうとしてたと教えてくれましたので、「そりゃそうだわね」と答えておきました^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡