単数か複数かそれが問題だ [できる!英作文 入門編]



「単数か複数かそれが問題だ」とはかのシェークスピアのハムレットの有名な一節である。

 

はいそこ、ウソつかないよ。

ごめんさない^-^

 

シェークスピアはともかく単数か複数かは結構悩む問題ではないでしょうか?

今回は単数・複数に特化した問題を5問ご用意しました。

 

できる!英作文 入門編

 

目次

 

今回の問題

次の日本語に合うようにカッコを埋めて英語を完成させてください。

1. それに特別な装置(equipment)はいらない。

You (     ) (     ) (     ) (     ) for that.

解答:You don't need special equipment for that.

2. 魚も水を飲むの?

Do (     ) (     ) water

解答:Do fish drink water?

3. 年配者が必ずしも若者より賢明とは限らない。

The older (     ) (     ) (     ) (     ) than the young.

解答:The older are not always/necessarily wiser than the young.

4. 彼の家族はみんな背が高い。

His family (     ) (     ) (     ).

解答:His family are all tall.

5. 彼の家は裕福だ。

His family (     ) rich.

解答:His family is rich.

 

解説

単数か複数かの情報が日本語の文に含まれていない場合があります(例:過去のテストで良い成績をとった→過去1回のテストか複数回かはわからない)。

このような場合には前後の文脈や自身の意図で決定するしかありません。

 

今回の問題はいずれもそのような問題ではなく、純粋な文法問題でルールに従って解ける問題でした。

では各問の解説に参りましょう!

 

問1

You don't need special equipment for that.

 

この問題は equipment を問う問題でした。

equipment は不可算名詞(数えられない名詞)ですので、an もつきませんし、複数形もありません。

ですから無冠詞の equipment を使います。

 

 

この不可算名詞というはなかなか厄介ですね。

 

たとえば、
machinery(機械類): 数えられない ⇔ machine(機械): 数えられる

equipment(装置): 数えられない ⇔ device(装置): 数えられる


a machine はミシンとか電気ノコギリとかそれぞれの機械。

machinery は機械設備一式。

 

device はプリンターや外付けハードディスクなどの個別の装置。

equipment は備え付けれられた装置一式。

こう考えると「~一式」というのが不可算名詞と考えられそうです。

たとえば、furniture は数えられないのでイメージとしては「家具一式」ということになります。 
個々のタンスやテーブルは a piece of furniture, two pieces of furnuture と数えます。

ただし、これがわかったところで単語ごとに覚えなくてはならないことには変わりないんですよね。

 

問2

Do fish drink water?

 

fish は不可算名詞ではなく単複同形の集合名詞です。

 

 

There are fish in the aquarium.
(水槽に魚がいる)

A fish is an animal that lives and breathes in water.
(魚は水中で生活・呼吸する動物です)

このように単数扱い、複数扱いの両方で同じ形(fish)を使います。

*ただし、魚の種類を分ける場合のみ fishes を使います(例: fishes like tuna, goldfish, shark....)

 

したがって普通に「魚」というときは fish で「魚は水を飲みますか」という質問は魚全般について聞いていますので、Do fish drink water? と主語が複数形のときの Do を使い、主語は fish となります。

 

問3

The older are not always/necessarily wiser than the young.

 

この問題は the + 形容詞 を問う問題でした。

the + 形容詞 は名詞(複数)を表し、the older は「年配者/高齢者」という集団、the young は「若者」という集団を表します。

 

複数ですので The older are ... と複数に対応した be動詞がきます。

 

 

not necessarily/always は「必ずしも~ではない」という部分否定を表します。

He is not necessarily a bad guy → 彼は必ずしも悪い奴ではない
Failure doesn't always mean defeat → 失敗は必ずしも負けを意味するわけではない

 

同じ訳ですがニュアンスに少し違いがあります。

He is not always a bad guy とするとニュアンスの違いがわかりやすいと思います。

この always バージョンは「彼はいつも悪い奴ではない(良い奴のときもある)」というニュアンス。

necessarily のバージョンは「みんなそう思ってるかもしれないけどそうでもないよ」みたいなニュアンス。


このように necessarily の「必然的に」、always の「常に」という元の意味が反映されます。

 

問4

His family are all tall.

 

family も fish と同じく単複同形の集合名詞で、家族という集団を指す場合(単数扱い)個々のメンバーを指す場合(複数扱い)があります。

 

また、A家、B家、C家のように複数の家族を指すときは families と複数形にします。

A lot of families live there.
(たくさんの家族がそこに居住している)

 

問4(彼の家族はみんな背が高い)の解答のカギは「みんな」です。これによって個々のメンバーを指していることがわかるため、His family are all tall が正解となります。

 

問5

His family is rich.

 

「彼の家は裕福だ」は個々のメンバーではなく集合体としての家族を指しています。

したがって、His family is rich になります。

 

この問題はいわゆる「憧れ」かい?

うん。ルーちゃん家は貧しいながらも楽しい我が家がモットーだからね!

 

まとめ

今回のポイントのおさらいです。

今日のポイント!  ○ equipment, machinery, furniture などの不可算名詞は「一式」
○ fish は単複同形の集合名詞(ただし、魚の種類を問うときは fishesも)
○ the + 形容詞 =「複数扱いの名詞」
○ family も 単複同形の集合名詞で集合体としての家族は単数扱い、個々のメンバーをいうときは複数扱い、複数の家族は families

 

あとがき 

ちなみに、「魚は水を飲むのか」の答えはどうやら海水魚は飲む、淡水魚は飲まない、ということみたいです。海水魚は浸透圧の関係で水分が身体から抜けていくため、淡水魚は逆に水分が身体に勝手に侵入してくるため、だそうです^0^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡