TOEIC as a measure or a qualification?



さて、今回はTOEICについて「TOEIC as a measure or a qualification?(TOEICは指標か資格か?)」と題してお送りします。

なお、厳密にはTOEICは英検のような”資格”ではないのですが、例えばある種の条件としてTOEICの点数が使われたりしていますのでこの記事では”資格”と称します。

また、この記事では直接TOEICの点数を上げることを目的として問題集などで勉強することを「TOEIC用の勉強」と呼ぶことにします。

 

指標としてのTOEIC

翻訳者を目指して勉強していたときの話なのですが、勉強の成果が知りたくてTOEICを受けていました(翻訳とは直接関係ありませんが、リスニングもやってました)。何度か受けたのですが、やはり勉強が進んでいくと点数も伸びていったのです。

その間「TOEIC用の勉強」は一切していませんでした。このことからある程度英語力を測る指標としてTOEICは使えるなと思っていて、学習の成果を知りたければ定期的にTOEICを受けてみるのもいいかなと思います(結構な受験料なのと英語力の向上にはある程度時間がかかるということもあるので、半年とかあるいは1年に1回も受けたら十分じゃないかと思います)。

 

資格としてのTOEIC

一方、いついつまでに○○○点とらなくてはいけない、というようなシチュエーションでは英語力が伸びれば点数は上がるんだ、などと悠長なことをいっていられないこともあると思います。

そんな場合には当然「TOEIC用の勉強」をするのが定石となるでしょう。かくいう自分は「TOEIC用の勉強」をしたことがないのですが、おそらくTOEICの問題集や参考書には出題形式に沿った練習問題なり頻出の文法や単語なりといったものが掲載されていて最短で点数に直結できるのではないかと思います。

そして「TOEIC用の勉強」をしても英語力は伸びない、などということはないでしょう。ただ、やはりTOEIC特化ということで足りない点もあるように思います。ちょっと違うかもしれませんが、例えるとバッティングセンターに通ってうまく打てるようになっても実際の試合で緩急や変化球などを混ぜられたら...というようなイメージなのかなと。

それでも効率よく点数を上げるにはやはり「TOEIC用の勉強」をメインとするのがよいのかなと思います。

 

結論 + α

結局、「学習の成果」を測りたい人=英語が好きで、あるいは必要性に迫られて英語力を上げたい人、「資格(英語力の証明)」を取りたい人=いやいやもう点数さえとれればいいんだという人のいずれの場合でもTOEICを活用することはできそうです。

ただしいずれの場合であってもTOEICが Reading と Listening という Passive な Skill を測るものだということを忘れてはいけません。

 

ルー大柴さんですか?!

トゥギャザーしょうぜ!

 

話したり、書いたりするのはそれこそ Practice makes perfect(習うより慣れろ)の世界でそのための練習をしないとなかなか上達しません。その意味では「TOEIC高得点だけど話せない」というのはそれほど不思議なことでもありません。教習本で運転の仕方はバッチリ頭に入ってる、というだけでは車を運転することができないのと同じことですから。

日常で英語を話す機会があるという人は少ないかもしれませんが書くことなら一人でも可能です。日記でもエッセイでもツイートでもともかく英語を書いてみることです。初めはなかなか英語が出てこないかもしれません。翻訳の仕事を始めたときの僕もそうでした。メディカル分野の専門用語や言い回しに四苦八苦した以上に英語が出てこなくて苦労したのを覚えています。でも大丈夫。時間はかかるかもしれませんが必ず慣れます。その間もインプットを続けていればアプトプットも上達間違いなし!

 

あの~、もうTOEICの話関係なくなってるんですけど?

あらま!

 

あとがき

実はもうずいぶんTOEICは受けていません。というのも2回申し込んで2回ちょっと身の回りによくないことが起きてなんとなく縁起悪いなぁと。それを差し置いてももう多分受けることはありません。点数下がるだけですし^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡