今回は Who might you be?という表現をご紹介した上で、”丁寧な”名前の聞き方についてやっていきたいと思います。
目次
Who might you be?の意味
Who are you の親戚?
親戚は親戚なんだけどちょっと嫌味なやつなんだよね。
might は may の過去形ですが「あなたは誰だったのですか?」という過去の意味にはなりません。詳しい説明は割愛しますが、この might は現在の意味を表すいわゆる婉曲表現です。
婉曲表現?
うん、もうちょっと身近な言い方だと「遠まわしな言い方」かな。
日本語でも例えば「どちら様でいらっしゃいますでしょうか」なんて過度に丁寧な遠まわしな言い方をされると皮肉っぽく感じたりまします。
この Who might you be?もそうなんです。
ですから日本語にすると「(皮肉っぽく)どちら様でいらっしゃいますか」という感じになりまので、とても失礼な聞き方です。
”過ぎたるは及ばざるが如し”というわけで、基本的に名前を聞くのには使えないと考えてください。
丁寧に名前を聞こう
Who are you?じゃダメのなの?
よくはないかな。
Who might you be?は丁寧過ぎて逆に失礼というパターンでしたが、Who are you?はあまりに直接的過ぎて”丁寧”ではない感じ。
じゃあ、丁寧なら please 付けたらいいじゃね、ということで What's your name, please?としたらどうでしょうか?(ちなみに Who are you please?という言い方はしないようです)。
確かに少し”マシ”にはなりますがまだ直接的で面接官が受験者に聞くようなちょっと強めの印象があります(少なくとも”丁寧”というカテゴリーとは違うかなと)。
それじゃあ、”丁寧に”聞くにはどういえばいいの?
たとえば次のように言えば丁寧過ぎず、直接的過ぎずのいい感じの丁寧さです。
(お名前をお願いします)
また、電話でも上の言い方でOKなのですが、電話専用の言い方もあります。
(お名前をお願いします)
May I ask who's calling, please?
(お名前を伺ってもよろしいでしょうか)
*May I ask をつけるとより丁寧になります。
他にもバリエーションはあるかもしれませんが、名前の聞き方としては一つ覚えておけばOKじゃないなかと思います。
まとめ
以上の要点をまとめると、
ということでした。
ゴリさん、ちょっとよろしいでしょうか。もしよろしければ少しお話しを聞いていただきたいと思いまして。
いや、何、丁寧過ぎて逆に怖いんだけど?
あとがき
動きが速すぎて逆にゆっくり見えてるんです、フォー!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡