はじめにお読みください [英作文は英借文]



今回から新企画がスタートします。その名もズバリ「英作文は英借文」。

うん、この企画名が”借りもの”だよね。

 

目次

 

このシリーズの使い方

この「英作文は英借文」のシリーズではテーマ別に短い英作文の問題を出題します。
まずはそれらの問題に取り組んでいただいて、正解だったらその”引き出し”はすでにあるということを確認できます。

 

不正解だったら?

不正解であればそのまま覚えていただくことで英語の引き出しが増えていくという”転んでもただじゃ起きないぞシステム”になってるんだ。

解答は一例であってこれと一致しないと不正解ということでは必ずしもありません

 

このようにこのシリーズは知識の確認はもちろん、わからなかった英文を覚えることで英語の”引き出し”を増やすことを目的としています。

ですからわからない問題があったら考え方によっては逆にラッキーです。だって、知らなかった表現を覚えることができるのですから!

 

なぜ”引き出し”を増やすのか

「おはようございます」を英語にすると?と言われたらほぼ全員が Good morning と答えるんじゃないかと思います。
これは頭の中の引き出しに「おはようございます」=Good morning が入っているから。
もしこの引き出しが空だったら「おはようございます」を”早いですね”と捉えて It is early などとしてしまうかもしれません。 

 

つまり?

 

いわゆる英作文(和文英訳)をするときにはすべてをその場で考えるというのももちろん”あり”だとは思うのですが、すでに入っている引き出しを開けて使う方が速かったりしますし、「おはようございます」=Good morning のように日本語と英語の対応を覚えてないとどうしようもない場合もあります。

 

英作文は英借文の体験談

このブログでは「英語で考えて英語で書くのが一番」などと言っているわけですが、日本語を英訳しないといけない場合もあります。

 

あなたの場合はそれが仕事。

えへ^^

 

前にも書いたことがあるかもしれませんが、医薬翻訳という仕事を始めて困ったのは専門用語ももちろんそうだったのですが(一例を挙げると 治験責任医師 = investigator という今の自分の中では当たり前の単語さえネット検索しなけばならなかったときは本当に時間がかかりましたとさ)、それよりも英語が出てこないのです。
いうまでもなく英語が得意だからこの仕事をしようと思ったわけですが、それまでは英語を書く(和文英訳する)ということはほとんどなかったのです。

どのくらいの時間がかかったかは忘れてしまいましたが、仕事を継続していくうちに訳すべき原文にある程度パターンがあることが分かってきました。そうなるとすべての文をはじめから考えるのではなく過去に自分で訳したパターンに当てはめることで作業効率が大幅に改善しました。

結局のところこのパターンの引き出しが多ければ多いほど英訳は速く効率的に行うことができます。今では原文を見た瞬間にキーボードを叩いているなんてこともあるくらいです。

 

で、どんな記事が出てくるの?

具体的には模索中なのですが、

 

模索中なのかよ!

 

短い英訳問題を出題して、ちょっとした解説とともに正解を掲載する、という形を考えています。イディオムや慣用句、文法的な事項を含むものなどを出題していきます。

 

声に出そう

覚えるときは声に出して読むと効果的です。パソコン版 Google Chrome の拡張機能「Google翻訳」を使うと英文をドラッグするだけで発音を聞くことができます(ただし、ご利用は自己責任でお願いします)。

(上のリンク先へはサイドバーからも飛ぶことができます)

 

Chrome 使ってないんだけど?

 

ブラウザは Edge派だよ(ちなみに私は今では希少な Firefox派)、あるいはスマホで見てるんだけどという方、大変申し訳ありませんがこの拡張機能(アドオン)は Chrome にしか対応していません。
拡張機能と違い別タブ(ウィンドウ)で開くことにはなりますが、ブラウザ版 Google翻訳をはじめ無料で英文を読み上げてくれるサイトはいくつかあります(いずれのサイトもご利用は自己責任でお願いします)。 

 

まとめ

いろいろ書いてきましたが、つまるところこのシリーズの目的は「英文の引き出しを増やそう」ということでした。

この目的が達成できるようにできるだけたくさんの英文を掲載していく予定ですので楽しみにしていただけたらと思います。

 

予定は未定...

うん、でもある程度の英文をストックしててシリーズが2つや3つの記事で終わることはないから安心して!

 

―――――

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡