If S + should/were to + V はここに注意!




今回は should と were to を使った If S should V と If S were to V という条件節を含む文についてやっていきたいと思います。
どちらでもOKの場合もある一方、どちらかしか使えない場合もあります。

 

この記事を読めば should と were to の使い分けはもうバッチリです。

あっ、勝手に大風呂敷広げないでよ~!

 

目次

 

いきなりクイズから!

ではいきなりですがクイズです。
次の2つの文のうち1つは正しく、もう1つは間違いです。さてどちらが正しいでしょうか?

5秒以内にお答えください!

そんなことありません^^ じっくり考えてください。

A. If the sun should disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.
B. If the sun were to disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.

 

正解は....こちら↓

 

正しい方はBです。

 

If S should V と If S were to V の違いとは?

If S should V と If S were to V はどちらも”未来の実現可能性が低い仮定”を表す表現ですが、ちょっとした、でも決定的な違いがあります。

 

If S should V

should は「万が一の should」などといわれているのですが、この「万が一」というのが「万が一にもある」を表すというのがミソです。

 

つまり?

 

つまり、完全にあり得ない仮定には使えない、ということなんです。
これを踏まえて先ほどの文を見てみると、

If the sun should disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.

太陽が直ちに消えることなんてまあ普通に考えてあり得ませんよね。
should は「万が一にもある」仮定を表すということでしたので「太陽が直ちに消える」というあり得ない仮定には使えない、ということになります。

 

If S were to V

一方の If S + were to + Vは「実現可能性の有無を問わない仮定」を表すことができます(ただし、そもそも仮定法なので可能性自体は低いです)。
ですから「太陽が直ちに消える」という荒唐無稽な仮定の文もOKということになります。

If the sun were to disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.

「今、太陽が消えちゃったらさー」というような”実現可能性”を無視した仮定をしたいときには were to で決まり!

 

ここまでを整理しておきましょう。

ここまでのポイント! ○ If S should V は「万が一にもあり」の場合の仮定
○ If S were to V は「実現可能性を問わない」場合の仮定

 

帰結節について

If S + should/were to + V の部分を条件節、それに続く S+V の部分を帰結節といいます。
ここでは帰結節に着目したいと思います。

順番ば前後しますがまず If S were to V から。
If S were to V は If I were a bird などと同じ仮定法ですから帰結節には助動詞の過去形(would/could/might)+ V がきます。

If he were to be late, we would leave him. 
(もし彼が遅刻したら置いていく)

 

一方、If S should V は「万が一にもある」ということでしたのでただ条件を述べているだけの場合もあるということになります。こういう場合は帰結節が直説法(普通の文)になります。

If I should fail, I will try again.
(万が一失敗したら、もう一度トライする)

 

「場合もある」ってどういうこと?

そうじゃない場合もあるんだよね~。

 

これは話者の気持ちの問題になるのですが「可能性はあるにはあるけどまあ起こらないよね」ってニュアンスのときってありませんか?
たとえば「宝くじが当たったら○○を買おうかな」みたいな、当たる可能性がないわけではないけど当たるとは正直思ってない場合。こういうケースでは帰結節が仮定法(助動詞の過去形+V)になります。

If I should win a lottery, I would build a new house.
(もしもだよ、宝くじが当たったら、新築を建てるよ)

 

さらに帰結節に命令形が続くこともあります。

If she should call me, please tell her that I will call her back.
(もし彼女から電話があったらかけ直すって伝えておいて)

 

ではこのセクションのポイントを整理します。

このセクションのポイント! ○ If S should V の帰結節は直説法、仮定法、命令形のいずれもあり。
○ If S were to V の帰結節は仮定法

 

倒置について

If S should V と If S were to V に共通して「If が省略されて倒置する」というテストが大好きそうなポイントがあります。

 

いや、テストだけじゃなくてあなたもでしょ、好きなのは?

バレちゃった?

 

「If が省略されて倒置する」というのはどういうことか、百聞は一見に如かずということで実際にみてみることにしましょう。

If the sun should disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.
 → Should the sun disappear now, 以下略


If the sun were to disappear now, it would take about 8 minutes for us to realize it.
 → Were the sun to disappear now, 以下略

*If が省略されて Should と Were が文頭に来ていることを確認してください。

いずれも文語調の表現で(出典:ロイヤル英文法)、話し言葉で使われることはあまりないと思います。

 

では最後に問題を解いて理解度を確認してみましょう。

 

確認問題

1. 次の3つの文のうち間違いを含むものはいくつあるでしょう?

 a. Even if the sun should rise in the west, I won't change my mind. 

 b. Even if I were to fail, I could learn something from it. 

 c. If she were to be late again, she will surely lose her trust.

2. 次の文を If を使わずに書き換えてください。

 d. If I should win a lottery, I would build a new house. 

 e. If he were to be late, we would leave him. 

 

解答1
間違いは a と c の2つです。
a. は「太陽が西から昇る」という実現可能性のない仮定なので shouldは X。
c. は If S were to V の帰結節は”助動詞の過去形+V"でしたね。

解答2
d. Should I win a lottery, I would build a new house.
e. Were he to be late, we would leave him.

 

あとがき

太陽は地球から約8光分の距離にあるので今地球に届いている光は約8分前に太陽を出発した光ということになるんですよね。だからこの瞬間に太陽が無くなったとしても8分間は光が届き続けることになりますと。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡