彼は理由もなく天才といわれているのではない [今日の英作文]



目次

 

今日の英作文

 

英作文:彼は理由もなく天才といわれているのではない

 

解答

では答え合わせです!

 

「彼は理由もなく天才といわれているのではない」

He isn't called a genius for no reason.

 

できましたか?

 

今日のポイント

ここからは問題文の解説です!

さて、今日のポイントはココ。

1. 第5文型の受動態

2. not ~ for no reason

では、それぞれ詳しく見ていきます。

 

1. 第5文型の受動態

今回は第5文型(SVOC)の受動態をテーマとする英作文でした。

第5文型に限らず能動態から受動態へは次の手順で変換することができます。

1. 目的語を前に出して主語にする(必要に応じて主格にする)
2. 動詞を「be動詞 + 過去分詞」に変える
3. 必要に応じて主語を目的格にして by の後に置く

 

実際にやってみましょう!

 

I like it を受動態にしてみます。

1. it を前に出して主語にする
2. like を is liked にする
3. I を目的格の me に変えて by me とする

受動態:It is liked by me.

できましたね。

 

第5文型(SVOC)であってもやるべきことは同じです。
They don't call him a genius for no reason を受動態にして確かめてみましょう。

1. him を主格の He に変えてから前に出して主語にする
2. don't call を isn't called にする
3. They を them に変えて by them とする

受動態:He isn't called a genius (by them) for no reason 
*by ~はよく省略されます。今回の問題も省略するバージョンでの出題でした。

 

第5文型(SVOC)の受動態で注目すべきは何といっても C(補語)の扱いです。
といってもその”扱い”とは何もしないなのです。
SVOC の O が前に出て C はその位置に残るので OVC by S という語順になります。
今回の例文ではこうなっていました。

They don't call him a genius 
  ↓
He isn't called a genius

him が前に出ただけで a genius の位置は変わっていませんよね。

 

これが第5文型の能動態を受動態に変換するプロセスです。

 

英作文の説明じゃなくない?

いけね!(笑)

 

2. not ~ for no reason

not ~ for no reason は「(何の)理由もなく~しない」というイディオム的な表現です。

He doesn't get angry for no reason.
(彼は何の理由もなく怒ったりしない)
 
Things don't happen for no reason.
(理由なくものごとは起きない) 

使う場面としてはやはり「必ず何か理由がはるはず」と思っているときでそれをちょっと遠まわしに言う感じでしょうか。

 

なるほどね。

 

まとめ

今回は第5文型の受動態をメインテーマとした英作文に取り組みました。
not ~ for no reason もちょっとおしゃれ(?)な表現ですので知らなかったよという方はこの際覚えちゃいましょう!

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡