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今日の英作文
解答
では答え合わせです!
「僕は彼にあまり飲み過ぎない方がいいよと言った」
I advised that he not drink too much.
または
I advised that he should not drink too much.
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントはココ。
では、詳しく見ていきます。
今回使った advise(名詞は advice), recommend, suggest, require, order など提案・要望・命令の動詞には次のような特徴があります。
目的語となるthat節内では通常*
*仮定法現在
*should + V
のいずれかとなる。
*時制の一致を受ける直説法の場合もあるようですが、いつものように自分ではまず文法的に”正しい”言い方を覚えて、読んだり聞いたりしたときにわかるようにしておくというスタンスがよいと思います。
ちょっと何言ってるかわからない。
ですよね(^^♪
言葉だけではわかりづらいので具体例で確認していくことにしましょう。
仮定法現在
The doctor recommended that he stop smoking.
should + V
The doctor recommended that he should stop smoking.
あれ、仮定法現在の方、三単現の s がないよ?
それが仮定法現在なのよ。
名前はたいそうなのですが要するに
仮定法現在=動詞の原形
です。
提案・要望・命令の動詞を用いた that節内では主節の時制に関わらず常に動詞の原形を使います。
上の例文では主節が recommended と過去形ですが、that節内は過去形でも三単現の s がつくでもなく原形の stop になっています。
I recommend that you be patient.
(気長に待ったほうがいいよ)
この例文は主節が recommend で現在形ですが that節はやはり動詞の原形(be)です。
このように stop などの一般動詞だけでなく be動詞でも原形になるのは同じです。
should + V へと進みましょう。
この V は原形なので that節の中の仮定法現在の文に should を入れるだけです。
The doctor recommended that he (should) stop smoking.
I recommend that you (should) be patient.
どちらの文も should を入れても入れなくても成立します。
なるほど。逆にshould + V の文から should を取っちゃうと仮定法現在の文になるんだね。
その見方が今回の英作文の he not drink というちょっと”変”な並び方の理解にも役立つんだよ。
今回の英作文は that節が否定文で should を使った方の解答は
「僕は彼にあまり飲み過ぎない方がいいよと言った」
→ I advised that he should not drink too much.
でした。
ここで先ほどの「should + V の文から should を取る」を適用すると、
→ I advised that he not drink too much.
となって仮定法現在の方の解答になります。
このように否定文でも肯定文と同じように should を取ることで仮定法現在の文になります。
あまり見慣れない he not drink という並び方もこう考えるとわかりやすいです。
なるほど。should を取ると仮定法現在の文になる、と。
別の表現方法(おまけ)
1. I advised him not to drink too much.
以上、今回は提案・要望・命令などの動詞と仮定法現在をテーマとした英作文に取り組みました!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡