そういえばGDPって何の略か知ってますか? [今日の英作文]



目次

 

今日の英作文

 

英作文:そういえばGDPって何の略か知ってますか?

 

解答

では答え合わせです!

 

「そういえばGDPって何の略か知ってますか?」

Speaking of which, do you know what GDP stands for

 

できましたか?

 

今日のポイント

ここからは問題文の解説です!

さて、今日のポイントはココ。

speaking of ~ = ~といえば

では、詳しく見ていきます。

 

準備

まずは単語から。

stand for:略語である

例:UFO stands for Unidentified Flying Object.
(UFOは Unidentified Flying Object の略語です)


what GDP stands for の what は先行詞を含む関係代名詞で役割としては,
what = the thing which 
です。

この what は後に来る for の目的語となっています。

 

 

Speaking of ~

speaking of ~は「~といえば」という意味の慣用表現です。
文法的には分詞構文ということになります。

Speaking of Kyoto, have you ever visited the Kinkaku-ji Temple (Golden Pavilion)?
京都といえば金閣寺には行ったことがありますか)

 

 

そして今回は「~」の部分に which が入った
speaking of which
を入れる問題でした。

 

この which は直前の文に出て来た単語など、あるいは文全体を先行詞とする関係代名詞の非制限用法だと考えられます。

今回の「そういえばGDPって何の略か知ってますか?」であれば直前の文はたとえば、
The world economy is not in good shape(世界経済は好調とはいえない)
のような文があるはずです。

この場合、「世界経済の話」を受けて Speaking of which と言っていますからこの which の先行詞は the world economy ということになり、which = the world economy ということになります。
(あるいは文全体の「世界経済は好調とはいえない」を先行詞と考える場合には which = that the world economy is not in good shape となり「世界経済は好調とはいえないっていう話でいうとさ、GDPって何の略?」と解釈することができます)

 

何だか難しいね。

いや、実際の会話ではそうでもないよ

 

実際の会話では「先行詞は何だろう」なんて考える必要はなく「そういえば」という意味だとわかってさえいれば話が途切れることもないはずです。

 

なるほどね。

 

 

 
 
ちょこっとメモ:By the way との違い
 
Speaking of which は「ところで」とも訳すことができます。
 
「ところで」といって真っ先に出てくるのやはり
By the way
でしょう。
 
この2つの表現には次のような違いがあります。
Speaking of which は前の文と関連のあるトピック
を紹介するのに対し
By the way は 前の文とは直接関係のないトピック
を持ち出すときにも使われます。
 
Speaking of which を「そういえば」とすると
By the way は「話は変わるけど」というニュアンスで「ところで」という意味を表します。

 

 

以上、今回は Speaking of which をメインテーマとする英作文に取り組みました!

 

あとがき

英作文は Practice makes perfect(習うより慣れろ)の世界ですから、たくさん問題をこなせば実力アップ間違いなし!

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡