目次
今日の英作文
解答
では答え合わせです!
「変更点の説明を受けたが、あまりわからなかった」
They explained the changes, which I didn't understand well.
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントは次のココ。
では、詳しく見ていきます。
関係代名詞には
*制限用法
*非制限用法
の2つの使い方があります。
書き言葉では非制限用法にはコンマ(,)をつけて区別します(話し言葉では少し間を空けます)。
制限用法と非制限用法の形式的な違いはわかったけど意味に違いはあるの?
あります!
制限用法は絞り込み用法と考えるとわかりやすいです。
次の例文をご覧ください。
The house which has a red roof is mine.
(赤い屋根の家は私の家です)
この例文では which は制限用法(コンマなし)で使われているので、複数の家があって「その中で赤い屋根を持つ(赤い屋根の)」という条件で絞り込みをかけているという状況です。
which によって絞り込まれているため house には”何かを特定する機能を持つ” The がついています。
もう一方の非制限用法は追加説明用法。
先ほどの例文を非制限用法にした文をご覧ください。
The house, which has a red roof, is mine.
(その家は、屋根の色は赤なのですが、私の家です)
非制限用法を使ったこの文のポイントです。
1. which の前にコンマがあることから which は非制限用法で使われていることがわかります。
2. which has a red roof の部分は house の追加説明です(roof の後ろにもコンマが置かれて”挿入句”となっており”追加説明っぽさ”がさらにわかりやすくなっています)。
3. この例では The house と特定のものが先行詞になっていますが、この例ように非制限用法は先行詞が特定のもの(人)であることが多いのも特徴の1つです。
+α. The house と The がついているのはこの家の話題が既出であるためです(この例文には文脈がありませんが The によって既出であることが明らかになります)。
ここを押さえよう!
* コンマ→非制限用法
*非制限用法は追加説明
*非制限用法の先行詞は特定のもの(人)[であることが多い]
さて本題の「変更点の説明を受けたが、あまりわからなかった」ですが、
「あまりわからなかった」を「変更点」の追加説明だと考えると、
, which I don't understand well
とすることができます。
understand の目的語は?
それは関係代名詞の which さ。
which が目的語になる理由を考えるために、前半の「変更点の説明を受けた」と後半の「あまりわからなかった」に分けてそれぞれを英語にします。
They explained the changes
I didn't understand the changes* well
*「あまりわからなかった」のを「変更点」ではなく「変更点の説明」すなわち the changes ではなく it = the explanation と考えることもできますが、いずれにせよ関係代名詞は which です。
この2つの文をつなげるために目的格の関係代名詞として which を使うと、
They explained the changes, which I didn't understand well.
となって the changes の代わりに入った which が文頭に置かれた形になるため understand の後ろに目的語が無いように見えるというわけです。
なるほどね。
今回の英作文はここまでです。おつかれさまでした!
あとがき
数学の授業で完全に理解したと思った問題をいざ自分で解こうとする初手からわからない、なんて経験ありませんか?
僕はいっぱいあります(笑)
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡