今回のテーマは after all。「結局/なんだかんだいっても」という意味で覚えている方も多いと思います。この意味では例えばこんな感じで使われます。
(悔しいけど僕は男なんだな)
アムロ、行きま~す!
いや、どこ行くの、ゼブラく~ん!
この例文には直接的に”結局”は含まれていませんが、「悔しいけど(結局)僕は男なんだな」という意味で解釈しています。after all がないと「男である事実を認めるのが嫌だ」のようなニュアンスと解釈される可能性があるからです。
さて、本題の「結局」以外の意味になるは次のようなケースです。
この After all を「結局」と考えると「ジョンを怒らないであげて。結局、この子はまだ子供です」という何ともいえない訳になってしまいます。結局、after all を「結局」だけと考えるのには無理がありそうです。では一体どういう意味かというと、
after all = だって(何といっても)~なのだから
というのが答え。直前の言葉(文)の根拠となるような説明を続けるときに After all ~と言い始めるので文頭の来ることが多いようです。
この意味で解釈するとこうなります。
(ジョンを怒らないであげて。だってこの子はまだ子供なのだから)
After all をこの意味で使っている別の例文です。after all のニュアンスを感じてみてください。
He is good at English. After all, he is a good translator.
You like cakes, right?I happen to have one, so I'll give you!
He is an easy mark after all.
ゼブラくん:彼は英語が得意。何てたってやり手の翻訳者だし。
ゴリ(僕):ケーキ好きだったよね。たまたま持ってるから上げるよ!
ゼブラくん:なんだかんだいって、ちょろいもんだね。(*easy mark = だまされやすいカモ)
なんとなくニュアンスを掴んでいただけたでしょうか?最終的には日本語に訳すことなく英語を英語のまま理解できるようになるのが目標ですが、そのためにもしっかりと意味を押さえておくことが大切です。
あとがき
ファーストガンダムを知らない人を完全に置き去りにし、さらに「結局」が入っておらず注釈が必要な例文を冒頭に出してしまったことをここに深くお詫び申し上げます^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡