今回は break the bank を取り上げます。
意味
break the bank は「高すぎる」という意味のイディオムで否定の形で使われることが多いのが特徴です。
語源はよくわからないのですが、the bank を”銀行”と考えれば”銀行を破産させる)”、”(賭けの)胴元のお金”と考えれば”胴元を無一文にする”と解釈できますが、いずれにしても「めちゃくちゃ多額の費用がかかる」という意味を表します。
例文
冒頭で否定の形で使われることが多いと書きましたが、肯定の形で使われないというわけではありません。
You should look for an affordable mobile phone rather than buying the one that breaks the bank.
(そんなに高いのを買わずに無理なく買える携帯を探した方がいいよ)
(そんなに高いのを買わずに無理なく買える携帯を探した方がいいよ)
そしてやはりメインは否定の形で not break the bank で「高すぎない/そこまで高くない/手頃な価格で」という感じになります。
That restaurant offers you the authentic Japanese cuisine that doesn't break the bank.
(あのレストランはお手頃価格で本格的な日本料理が食べられるよ)
(あのレストランはお手頃価格で本格的な日本料理が食べられるよ)
また、without breaking the bank という形でもよく使われます。
Here you can get a decent lunch without breaking the bank.
(ここだったらそこそこの値段でちゃんとしたランチが食べられるよ)
(ここだったらそこそこの値段でちゃんとしたランチが食べられるよ)
まとめ
break the bank は単語からも「べらぼうに高い」というニュアンスが伝わる感じです。日本語にするとその語感が失われてしまうのが残念ですが、「銀行を倒産させる」とか「胴元を破産させる」という言葉を盛り込むわけにはいかないのでそこは諦めるしかないかなと。
諦めたらそこで試合は終わりだ!
何の試合だよ^^
最後になってしまいましたが、覚えやすさを考慮してこんなイメージもありかと。つまり「大切に貯めてきた貯金箱(piggy bank)を壊さなければならないほど高い」、これが break the bank だよと^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡