こんにちはゴリです。今回はケンブリッジ英検CAEのお話をしようと思います。
NZ語学留学で
その昔語学留学していたことは以前のコラムでもお話したのですが,そのときにその語学学校で一番上のクラスであったケンブリッジ英検CAEを受験するクラスに入りました。
一番上のクラスということもあって日本人は僕だけで,クラスメートは当時の僕の感覚では「もうベラベラやん!」って感じででした。本当に流暢に話すクラスメートの中で「正しく,たどたどしく」話しているのが少し embarrassing だったことを覚えています。
授業内容は.....正直あまり覚えてないのですが,
覚えてないんかい!
一つ印象に残っているのがあれほど「ベラベラ」な人たちなのに「次の文章を受動態にしなさい」という問題が全くわからないという反応をしたことです(たとえば,
He gave me a present.→ I was given a present by him. みたいな問題)。
クラスメートの流暢さからすると「当然できるだろう」という感覚だったのでとても驚きました(だからこそ覚えているのでしょう)。
逆に,同じヨーロッパ言語だし英語の学び方が根本的に違うのだろうな,そしてきっと彼らの方が実用的な学び方をしてるのだろうなと思った瞬間でもありました。
ちょっと蛇足。
授業で出た問題で一つ強烈に覚えているものがあります。まあそりゃ「そんなんわかるかい!」って問題で。実際とは違いますが雰囲気的にはこんな感じでした。
次のカッコ内の単語を文に合うように変化させなさい
He is very good at English. So, there is no English test that is (mountain) for him.
この mountain をどう変化させると思いますか?ちょっと考えてみてください。
答え:insurmountable
mountain → insurmountable という「こんなん,できるかい」っていう問題でした^^
頭固いもんね。
うるさいわい^^
試験本番で奇跡が
自分はというとスピーキングがやはりダメで発音は日本人のそれだし,あまり流暢でもないし。先生も「Speaking はまあ落ちるだろうけど,他で挽回すれば合格できんじゃね」という感じの評価だったのです。ところがどっこい,
「ところがどっこい」って。ちょいちょい言い回しがオサーンだよね。
だってオサーンだし^^
気を取り直しまして。ところがどっこい,蓋を開けてみるとSpeaking はExceptional(一番上)という本番に弱い自分が本番で実力以上の力を発揮するという奇跡の結果でした。
これは一緒にスピーキング試験に臨んだ(CAEのスピーキングは2人か3人?一組で実施されます)スイス人のクラスメートに引っ張られたという点が大きかったのだと思います。彼はそりゃもうなんで語学学校来てるのって感じですごく流暢だし,さらにいつも話しているので緊張もさほどなく。
結局テストの結果としては合格でした。前にも書きましたが,英語の試験でこの合格が一番うれしかった...日本ではあまり知られていない試験だけど....。
終わりに
というわけで語学留学とケンブリッジ英検についての思い出話でした。語学留学したり(今はちょっと無理なのかな),ケンブリッジ英検を受験したい方の参考にはならないかな,というのがちょっと心残り?!ですが,今日のところはこの辺で。