今回ご紹介する表現は The jury is (still) out. jury というのは「陪審」(グループとしての陪審で、陪審員は a jury member 又は a juror)のことですから、The jury is (still) out というのは「陪審は(まだ)外」ということになります。問題はこの「陪審は(まだ)外」の表す”意味”ですが...
(注:The jury is (still) out の (still) がない The jury is out のパターンもあるためカッコに入れています)
陪審が外にいるということはすなわち「評決は(まだ)出ていない」ということです。これがもともとの意味。
ということは別の意味があると?
別の意味というか派生の意味があるんだ。
「まだ評決が出ていない」というのは裁判の話ですが、The jury is (still) out は裁判以外でも使うことができそのときは「結論(最終判断)は(まだ)出ていない」という意味になります。
「~についての結論(最終判断)は出ていない」と言いたい場合には on を付けて The jury is (still) out on ~ とします。
The jury is still out on the efficacy of the new drug.
(当該新薬の有効性についての最終判断はまだである)
The jury is out on whether or not the plan is a success.
(その計画の成否については結論は出ていない)
(当該新薬の有効性についての最終判断はまだである)
The jury is out on whether or not the plan is a success.
(その計画の成否については結論は出ていない)
ジュリーと聞くと思い出すなぁ。♪壁際に~
ストップ、スト~ップ!!著作権とかあるから!
気を取り直しまして^^、今日のまとめです。
あとがき
例文にちょっとメディカル翻訳者らしいのを入れてみたりして。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡