more often than not [使える?!英語フレーズ]



more often than not の意味とは?

今回は more often than not のご紹介。

「無いよりも頻繁に」だから「たまには」だね、多分。

Nice try!でもちょっと違うんだな。

 

意味

まず正解をいってしまいます。

 

more often than not = たいてい

 

えっ、なんで?!

 

意味の成り立ち

often =「たいてい」を理解するためのポイントが次の2項目です。

 

☆ than not → not often

☆ more ~ than は 比較ではなく...

 

では各ポイントをそれぞれみてみます。

 

☆ than not → not often

more often than not の not は「無い」を表しているのではなく、than not often ではないかということです。

これが2つ目のポイントと合わさったときに効いてきます。

 

☆ more ~ than は 比較ではなく...

more ~ than といえば比較ですよね。

He is more powerful than me.
(彼は僕よりパワーがある)

とこれが普通よく見る使い方。

 

実は more ~ than にはこれとは違った用法があるんです。

He is more skillful than powerful.
(彼にはパワーというよりスキルがある)

= He is skillful rather than powerful.

つまり more ~ than = rather than ということ。

 

2つのポイントを合わせて考えると

上の2つのポイントを合わせて考えるとこう考えることができます。

 

more often than not (often) = "not often" というよりも "often"

 

「しばしばでない」というよりも「しばしば」....!!!

 

そう、これは "often" を強調する言い方なんです。

だから、ただの「しばしば」よりも強い「たいてい」となるという訳です。

 

 
「たいてい」の頻度について

オンラインの英英辞典でみると much of the time=「たいてい」という意味の他に usually =「通常は」や more than half the time = 「2回に1回より多く」という意味が出ていました。「たいてい」というと "10中8、9”のような印象ですが、感覚的な頻度は人によって違っているのかもしれません。

ですから意味よりも often の強調 と覚えておくと間違いないかもしれませんね。

 

あとがき

more often than not の”意味”の違いは、人によって often の頻度のとらえ方に違いがあるからなのかな、なんて思ったりもします。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡