今回は old-school について。
old-school(あるいはハイフン(-)なしで old school)を初めて知ったのは例によってテニスの動画なのですが、そこでは old-school forehand という表現がされていました。
そこで戸惑うことがありまして。というのも old-school forehand は普通は insult(侮辱)として言われる言葉だと。でも実は週末プレイヤーには old-school forehand の方が beneficial(有益)だと。
ともかく「古い学校」ではないと?
少なくとも今回ご紹介する意味は違うよと。
old-school の意味
old-school の school ですがこれは「学校」ではなくて「学派」とか「流派」という意味に近いと思います。たとえば、天然理心流=Tennenrishin school みたいなことです。
その例はどうだろう?
いや、我ながら本当にもう^^
話を戻しまして、結局どうやら old-school には良い意味と悪い意味があるというのが正解のようです。
実はBBC Learning English というサイトに同様の説明があります。
先ほどの old-school forehand の例でいうと文脈によって「古臭い(時代遅れの)フォアハンド(の打ち方)」であったり、「昔ながらの(古き良き)フォアハンド(の打ち方)」であったりするというわけです。
例文
では良い意味と悪い意味の例文をみてみましょう。
まずは良い意味から。
(そのカメラ、古き良きって感じでカッコいいね)
That is an old-school authentic Italian restaurant.
(あそこは昔ながらの本格派イタリアンレストランだよ)
続いて悪い意味を。
(地図をファックスするって?そりゃなかなか時代遅れなやり方だね)
We should find a new way rather than depending on the old-school way of doing things.
(そんな古臭いやり方に頼らないで新しい方法を見つけるべきだ)
良い意味と悪い意味はどうやって見分けるの?
もう文脈や言い方(会話の場合)としか言いようがないんだよね。
まとめ
古文で習った「すごし」は「気味が悪い」という意味だったのが今ではすっかり「すごい」になったりと、言葉の進化の過程では悪い→良い(あるいはその逆も?)のような意味の逆転が起きることもあるんだなと。
old-school は両方の意味で使われるということは今はどちらかの意味に集約されるその途中なのかななどと思いつつ今回のまとめです^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡