be the talk of the town は文字通りに訳すと「町のうわさ」という意味ですが、本当にどこかの「街」に限ったことなのかという疑問があったのでちょっと調べてみました。
というのも、かつてテニスの世界No.1だった Pete Sampras という選手についての YouTube動画をみていたらこう言っていたのです。
During his dominance, he was the talk of the town.
繰り返しになりますが彼はかつて世界No.1だったのです。そうだとすると「どこの町だよ」ってなりません?
なりません(キッパリ)。
お願い、ここはなっとこう^^
そこで手持ちの辞書やネット上の辞書をいろいろ検索していたらこれを見つけました。
be the talk of the town = to be what everyone is talking about [出典:Cambridge Dictionary]
what everyone is talking about =「みんなが話していること」ですから特に「町」は関係なく,もう少し広くこういう意味で良さそうです(実際,英和辞典にはこの意味も掲載されています)。
be the talk of the town = (主語)の話題でもちきりだ
ということで先ほどの文の意味はこうなります。
→ 彼(サンプラス)が頂点に君臨していた時代,彼の話題でもちきりだった。
逆に「町中のうわさだ」って言いたいときは使えないの?
もちろん使えるよ。
→ 今度オープンしたレストランが町中のうわさの的になっている。
主語は人だけじゃなくてレストランみたいなのでもいいんだね。
Exactly!
あとがき
昔々,ウインブルドンでサンプラスが練習しているのを見たことがあります。一人で長時間並んでチケットを購入したのも今となっては良い思い出です(いや,本当に途中で心が折れそうになりましたから^^)。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡