海賊王にオレはなる!
いや~、どうだろう? びよ~んって伸びるの鼻の下だけだし。
So, basically you mean I don't have what it takes to be a pirate king, huh?
というわけで海賊王の方は手足が伸びたかと思えば堅くなったり、湯気が出たり、何やら怪しげな力で他人を失神させたりできる人に任せておくとして^^
今回は You have what it takes to be ~という言い回しをご紹介。
意味
意味はずばり、
You have what it takes to be ~
=~になるのに必要なもの(素質、能力、器など)を持っている
です。
ポイント
解釈のポイントは次の3つ。
☆ take の意味
☆ 関係代名詞 what
☆ it ~ to の形式主語の構文
take の意味
この take の使い方はこれに似ています。
(そこまでは15分かかります)
この take は「かかる=必要/要する」の意味で使われています。
この使い方ではこんな言い回しもあります。
(あなたがウソをついているのを知るために天才は必要ない
→あなたがウソをついているのなんて簡単にわかるよ)
関係代名詞 what
関係代名詞の what は「先行詞を含む」というのが特徴です。
= This is the thing(thatまたはwhich)I have been looking for.
*この that/which は省略可
it ~ to の形式主語の構文
what it takes to be では it が「形式主語」、to be が「真主語」でこちらの to be が意味上の主語になります。
(文法を学ぶことが大事です)
たしかに日本語には it (それ)って出てこないで、to learn(学ぶこと)が主語になってるね。
おまけ
せっかくお越しいただいたのにあっさりと解説が終わってしまったので、おまけになってしまいますが最初に出てきた
So, basically you mean I don't have what it takes to be a pirate king, huh?
について少しだけ解説を。
☆ so はこのように文頭に来て驚きや失望などを表して「じゃあ」とか「では」という意味で使われることがあります。
☆ basically は「基本的に」ですが、ここでは「要するに」という意味で使っています。basically I mean と一塊で「つまりは...」というようなニュアンスです。
☆ huh が文の最後に来たときは同意を求めて「~でしょう?」という感じで使われます(例:beatiful, huh?→きれいでしょう?)今回は「~っていうこと?」というニュアンスで使っています。
というわけで全体としてはこんな感じになります。
So, basically you mean I don't have what it takes to be a pirate king, huh?
=えっと、つまり、僕に海賊王の素質はないと?
逆になぜ素質があると思ったのか....
あとがき
「~になる素質がある」は You have the talent to be ~と普通に表現できますが、今回ご紹介した what it takes のように句で表現することもできます。同じように「~する方法」は the method to 不定詞とすることもできますが、how to 不定詞 の方が話し言葉としては自然な感じがします。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡