ルーちゃんの🐾英語教室

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to 不定詞を基本から [副詞的用法編]

to 不定詞を基本から(副詞的用法)

 

今日は to 不定詞の副詞的用法だよ。

名詞に形容詞,副詞まで!どんだけ有能だよ to 不定詞!

その感性,嫌いじゃないな^^

 

今日のポイント! ○ 副詞的用法の2つのポイント
○ 目的,理由,結果を表す使い方

 

目次

 

to 不定詞の副詞的用法とは

これまで名詞的用法形容詞的用法をみてきたけど副詞的用法ってどんなもの?

 

副詞とは

副詞的用法の前にまず副詞についておさらいしておきます。

副詞は「名詞以外を修飾する品詞」です。

例:

walk slowlyゆっくり歩く:「歩く」という動詞を修飾)

very small(とても小さい:「小さい」という形容詞を修飾)

fairly well(かなり上手く:「うまく」という副詞を修飾)

Luckily, we were saved(幸運なことに助かった:「助かった」という文全体を修飾)

only a child(ほんの子供)の only を副詞と考えると名詞も修飾するとも考えられますが、この記事では名詞以外として話を進めます。

 

to 不定詞の副詞的用法の2つのポイント

to 不定詞の副詞的用法も同じで名詞以外を修飾する役割を持ちます。

 

to 不定詞の副詞的用法で押さえておくポイントは次の2点。

 

○ 基本的に動詞を後ろから修飾する(例外:文全体を修飾する場合)

○ 意味:修飾される単語に合わせた訳となる → 主に「~するために」と「~して」

 

例文でポイントを確認しましょう!

1. I came here to take pictures.(私は写真を撮るためにここに来た

 → to take が came(動詞)を修飾、意味は「~するために」

 

2. He was happy to hear from her.(彼は彼女から連絡があってうれしかった

 → to hear が happy(形容詞)を修飾、意味は「~して」

 

3. The temperature is cold enough for water to freeze.(気温は水が氷るのに十分低い)

 → to freeze が enough(副詞)を修飾、意味は「~するために=~するのに」

 

4. Be careful not to catch a cold.(風邪をひかないよう気をつけなさい

 → not to catch a cold が careful(形容詞) を修飾、意味は「~しないために」

 

5. To go there, you need to take a bus.そこに行くためにはバスに乗る必要があります

 → To go there が 残りの文全体を修飾、意味は「~するためには」

 

6. To be frank, I am tired.(正直にいうと疲れている

 → To be frank が 残りの文全体を修飾、to 不定詞の意味は下の解説で

 

例文の解説

ここでは上の例文についてもう少し詳しく解説します。

1. I came here to take pictures.

came here は「ここに来た」。それを後ろから to take pictures(写真を撮るために) という不定詞が修飾しています。

英語で聞くと「ここに来た」と先に言われるので聞き手は「何しに?」と思ったところに「写真を撮るために」と追加説明がされる感じです。

 

2. He was happy to hear from her.

He was happy「彼はうれしかった」を to play tennis という不定詞が後ろから修飾しています。

話し手が「He was happy(彼はうれしかった)」と話し始めると,聞き手は「何が?」と疑問になります。そこですかさず「to hear from her(彼女から便りがあって)」と続けるというわけ。

be happy to 不定詞 で「~してうれしい」と覚えてしまうよいでしょう。

 

3. The temperature is cold enough for water to freeze.

enough「十分」を to freeze が修飾して「凍るためには十分」となっています。

to freeze の意味上の主語として for water があり「水が氷るためには」という意味に。It is possible for him to pass the exam(彼はその試験に合格できる)の for him と同じ使い方です。

 

4. Be careful not to catch a cold.

not to catch が careful(形容詞)を修飾しています。

副詞的用法では

not to 不定詞

の形で「~しないように」や「~しないで」という意味を表すことができます。

 

この例文は,

Be careful(気をつけてね)→ not to catch a cold(風邪を引かないように)という流れで「風邪を引かないように気をつけてね」といっています。

 

※「~しないで」となる例文

I was lucky not to catch a cold. (風邪引かないでよかった)

 

5. To go there, you need to take a bus.

この例文では To go there「そこに行くためには」が you need to take a bus という文全体を修飾しています。

文全体を修飾する場合にはこのように to 不定詞を前に置くこともできますし、

You need take a bus to go there と後ろに置くこともでき、意味も同じです。

 

6. To be frank, I am tired. 

To be frank は「正直に言えば」という意味でこれも文全体を修飾しているといえますが、意味としては5番の例の「~するためには~する必要がある」ほど後ろの文と関係は強くなく、どちらかというと独立しています。

こういうものは独立不定詞と呼ばれます。

独立不定詞というのは「文中の他の部分から独立して、文全体を修飾する不定詞(ロイヤル英文法)」のこと。

慣用句で「~するために」や「~して」という基本の意味から外れますので、それぞれの意味を覚えるのがよいのかなと思います。

他の例:
to begin with(まず初めに)
to tell you the truth(正直にいうと)
to make a long story short(一言でいうと)
など 

 

まとめ

副詞的用法の2つの基本ポイント、

○ 基本的に動詞を後ろから修飾する(例外:文全体を修飾する場合),

○ 修飾される単語に合わせた訳となる → 主に「~するために」と「~して」 

をご紹介してきました。

 

to 不定詞は後ろから修飾と書いてきましたが,英会話や英作文では前から考えていくものですので前から読んで前から理解するということも少しずつ取り組んでいきましょう。

 

確認テスト

次の英文の意味を答えてください。

1. He uses his smartphone to send e-mails.

2. I am happy to see you.

3. Be careful not to be late.

4. To tell you the truth, this is a difficult question.

 

解答

1. He uses his smartphone to send e-mails. 彼はスマホをメール送信のために使う。(これを「彼はスマホを使ってメールを送る」と訳すこともできます)

2. I am happy to see you. 会えて嬉しい/お会いできて嬉しく思います。

3. Be careful not to be late.  遅れないように気をつけてください。

4. To tell you the truth, this is a difficult question. 正直にいうとこれは難しい問題です。

 

 

それでは,今回はこのへんで...

 

ちょっと待った!「もうひと踏ん張り!」のコーナーじゃ!
これは余力のある人向けの応用編になるぞ。まだまだ行けるぞ!という方は是非チャレンジしてくだされ。

もう一踏ん張り!

この記事で紹介したto 不定詞の副詞的用法の「~するために」は「目的」を、「~して」は「理由」をそれぞれ表す。この他に to 不定詞の副詞的用法にはもう一つ重要な使い方があるんじゃ。

 

それが結果を表す使い方

○ 「~した結果.../~して(その結果)...」

という意味を表す。

 

具体的にどういうやつ?

それでは次の例文をみてくだされ。

He grew up to be a pro tennis player.

 

これをまず「~するために」と訳してみると「彼はプロテニス選手になるために成長した」となる。grew up は grow up の過去形で「成長する」という意味じゃ。

 

特におかしくはないように思えるけど?

この「成長」が「進歩」や「上達」を表わせばそうなのじゃが,grow up はどちらかというと「大人になる」という意味なんじゃ。果たして「彼」はプロテニス選手になるという目的のために大人になったのじゃろうか?

「彼」は「プロテニス選手になるために成長した」のではなく「成長して(大人になって)プロテニス選手になった」んじゃないだろうか。

こういう場合には「目的」ではなくて「結果を表す」使い方と考えることができる。

へぇ~,面白いね。でもどうやって見分けるの?

 

見分け方は特になくて,この例文の場合のように「~するために」じゃおかしいとか文脈からみて「結果」を表してると判断するんじゃよ。

 

う~ん。ちょっと納得できないな。

申し訳ない。でもたとえば,

He practiced hard to be a pro.は,

「彼は一生懸命練習して(その結果)プロになった」

のか

「彼はプロになるために一生懸命練習した」

のかはこの文だけじゃ分からないんじゃよ。

 

上の解釈では「彼はプロ」じゃが,下の解釈では「プロ」かどうかさえも分からない。

He practiced hard to be a pro, but failed 「彼はプロになるために一生懸命練習した、でもなれなかった」かもしれんのじゃよ。だから文脈が大事なんじゃ。

 

なるほどね。

 

あとがき

出番の少ないアウル博士が活躍するレア回でした^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡