目次
今日の英作文
解答
では答え合わせです!
「それなら私が引き受けます」
In that case, I will take care of it.
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントは次の2つ。
1. 単語帳
2. will の用法
では、それぞれ詳しく見ていきます。
1. 単語帳
「それなら」
「それなら」の訳として今回は In that case を使ったのですが、他にも If so という言い方もあります。両者はほぼ同じ意味です。
In that case, I won't go.
If so, I won't go.
(それなら行かない)
どちらも直前に何か相手が言った言葉を受けて「それなら」と言っているという場面です。
「引き受ける」
今回「引き受ける」を take care of で表現しました。take care of は「~の世話をする」という意味がよく知られていますが、もう一つ意味があってそれが「~に対処する(= deal with)」です。今回の英作文では「引き受ける」≒「対処する」と考えて take care of を当てています。
ニュアンス的には I'll take care of it は「まかせといて」といった感じです。なので場合によっては「それなら私にまかせて」の訳としても In that case, I will take care of it は成立します。
今回の英作文に関連する重要な単語(フレーズ)はこんなところです。
In that case, let's move on to the next part.
うっ、うん。
2. will の用法
今回のメインテーマはこの will の用法。be going to との比較で考えます。
In that case, I will take care of it.
In that case, I am going to take care of it.
どっちも正解なの?
be going to の方はちょっと問題あるんだ。
be going to は「前もって考えられていた意図」を表しますので、次のような使い方になります。
Next month, I'm going to move to Tokyo.
(来月、東京に引っ越します[引っ越すことにしています])
「それなら私が引き受けます」は相手が何か言ったのを受けたその場の発言ですから「前もって考えられていた意図」を表す be going to を使った In that case, I am going to take care of it はおかしいということになります。
そこで登場するのが will です。
will は 「その場の意志決定」を表します。相手の発言に対して「それなら私が引き受けます」というのは(計画性のない)その場の意志決定ですから will が適切ということになります。
では突然ではありますがここで確認問題です。
次のカッコに will か am going to のいづれかを入れてください。
1. I ( ) catch you later.
2. I ( ) go shopping tomorrow.
1. I ( will ) catch you later.
「じゃあ、またね」の意。別れ際の言葉なので”その場の意志決定”。
2. I ( am going to ) go shopping tomorrow.
「明日買い物にいくつもり」には事前の計画性があるため。
以上、今回は will の用法をメインテーマとした英作文に取り組みました!
あとがき
2023年の10月からの度重なるGoogle のコアアップデート(検索アルゴリズムの更新らしいです)でアクセスが激減してしまったのでもう開き直って好きなこと(英作文)だけ書いています。フレーズやら何やらの記事を書いても企業サイトにはかなわないシステムになっちゃったぽいですし。
ただ、これまでいくつかカテゴリーを設けて書いてきた他の英作文の記事とは違い、今回の[今日の英作文]シリーズはちゃんと文法事項を網羅的にやるつもりです。これさえやればそこそこ英文が書けるようになるというものにしていけたらと考えています。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡