私に誰も何も語らなかった [今日の英作文]



目次

 

今日の英作文

 

英作文:誰も何も語らない



 

解答

では答え合わせです!

 

「私に誰も何も語らなかった」

Nobody told me anything.

 

できましたか?

 

今日のポイント

ここからは問題文の解説です!

さて、今日のポイントはココ。

1. nobody を主語とする文

2. 二重否定について

では、それぞれ詳しく見ていきます。

 

1. nobody を主語とする文

nobody は「誰も~ない」という意味なのでそれが主語になると文全体が否定文になります。Nobody did not tell me anything とすると二重否定になってしまい今回の英作文の解答としては間違いになります。

 

2. 二重否定について

今回の英文は Nobody told me anything でした。注目ポイントは否定語が1つしか入っていないことです。もしこれが Nobody told me nothing だったらどうでしょう?

 

私に誰も何も語らない、ない???

 

nobody は「誰も~ない」、nothing は「何もない」なので「語らないない」に...はなりません(笑)これはこう解釈されます。

「私に何も語らなかった人は誰もいない
    ↓
「私に誰も何も語らなかったわけではない
    ↓
「私に誰もが何かしらを語った

Everybody told me something.


Nobody told me nothing が「誰もが何かしらを語った」と肯定の意味になることからたとえていうと二重否定はマイナス同士の掛け算といったところ(-3 x -3 = 9 みたいな)。

ここを押さえよう!

*二重否定は肯定

 

 

 
 
ちょこっとメモ

LONGMAN のオンライン版では Nobody と他の否定語を一緒に使ってはいけないと書かれています。Nobody didn't tell me anything や Nobody told me nothing はダメということです。
ただしネット検索では出てきますので使われてはいるようです(誤用の可能性も否定はできません)。
文法的には”脱法”くらいの感じのようなので「聞いたらわかるけど自分からは使わない」というスタンスがよいかと。

 

 

以上、今回は nobody が主語になる英作文に取り組みました!

 

あとがき

英作文は Practice makes perfect(習うより慣れろ)の世界ですから、たくさん問題をこなせば実力アップ間違いなし!

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡