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今日の英作文
解答
では答え合わせです!
「かつてシーラカンスは絶滅したと考えられていた」
*It was once thought that the coelacanth had gone extinct.
*The coelacanth was once thought to have gone extinct.
(gone は become でもOK)
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントはココ。
2. S was thought to V への書き換え
では、それぞれ詳しく見ていきます。
準備
本題に入る前に単語をおさらいしておきましょう。
「絶滅する」は go extinct または become extinct
「絶滅する」は難しかった。
ごめん、注釈付けるの忘れてた(てへぺろ)
1. It was though that SV の V の時制
前回は It is said that SV と前半(主節)が現在形の場合とそれを書き換えた S is said to V を使った英作文に取り組み、次のポイントを確認しました。
*S is said to V の V は現在のことなら原形、過去のことなら have + P.P.
今回の「かつてシーラカンスは絶滅したと考えられていた」は It is thought that SV の前半(主節)が過去形のパターン = It was thought that SV を使う英作文でした。
この前半(主節)が過去形のパターンでは SV の V の時制が次のようになります。
☆主節と that節の時間が一致する → SV の V は過去形
☆主節と that節の時間が一致しない* → SV の V は過去分詞形
*that節→主節の順で出来事が起きている
具体的な例文を見てみます。
It was thought that the earth was flat.
(地球は平面だと考えられていた)
It was thought that the painting had been stolen.
(その絵画は盗まれたと思われていた)
上の例文は「考えられていた」と「平面だ」が時間的に同じ、すなわちともに過去の出来事です。
一方、下の例文は「盗まれた」→「思われていた」の順、すなわち「思われていた」という過去の時点よりさらに前に「盗まれた」が起きたことがわかります。
had + 過去分詞は過去の過去と。
過去の過去は”大過去”なんて呼ばれてるよ。
さて本題の「かつてシーラカンスは絶滅したと考えられていた」です。
この問題で「絶滅した」と「考えられていた」の時間軸上での流れを見ると、
「絶滅した」→「考えられていた」
となりますので It was thought SV の V が過去分詞形になるパターンを使います。
よって「絶滅する」→ had gone extinct となり全体では、
It was once thought that the coelacanth had gone extinct.
が正解となります。
(ライオンは大型のネコ科動物だ)
2. S was thought to V への書き換え
次に It was once thought that the coelacanth had gone extinct を S was thought to V の形に書き変えていきます。
そのときのポイントは to have + 過去分詞形(P.P.)。
この形にすることで主節(It was thought)から時制を一つ過去にずらすことができます。
ここを押さえよう!
*It was thought that S have (has) + P.P. の that節は過去の過去(大過去)
では書き換えてみます。
1. The coelacanth を文頭に
2. was once thought はそのまま
3. had gone extinct → to have gone extinct に
以上より、
The coelacanth was once thought to have gone extinct.
これで2つ目の解答も完成です!
あとがき
1つ目の解答から2つ目に書き換えるという手順を解説しましたが、S was thought to V から It was thought that SV への書き換えも時間があればやってみてください。 そのときもやはり SV の時制がポイントです。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡