Bread is made of / made from flour: さて,どっち?



今回は made of と made from の使い分けについてです。

その鍵はなんと! of と from の違いにあった!

う,うん。そうだろうね^^

 

目次

 

of と from の違い

*of にはたくさんの使い方がありますが,ここでは made of の of についてご説明します。

 

made of の of は,

a man of intelligence の of に近いかなと思います。

この of は 「性質」を表す of で,教科書によっては of + 抽象名詞 = 形容詞 と書かれているかもしれません。

 

一方,from は from A to B のように「出発点」を表します。

 

ということは,どういうこと?

of が「性質」,from が「出発点」であることから

 

made of A の Aは「材質」,

made from B の Bは「(加工前の)原材料/原料

 

をそれぞれ表していると考えると覚えやすいのではないかと。

 

Bread(パン)は made of か made from か

made from B の B は「原材料/原料」なので

Z is made from B の Z は B から「加工されてできたもの」ということを表します。

 

パンは flour(小麦粉)を加工してできています。

ですから正解は,

 

Bread is made from flour.

 

となります。

 

made of, made from の別の用例をみてみよう

では他の用例で確認しておきましょう。

This piece of furniture is made of wood.

 →この家具は木製です。

 

This house is made of bricks.

 →この家はレンガの家です。

 

Wine is made from grapes.

 →ワインはぶどうから作られる。

 

Cheese is made from milk.

 →チーズはミルクから作られる。

 

That cup is made of aluminum, which is made from bauxite.

 →あのコップはアルミニウム製で,アルミニウムはボーキサイトから作られます。

 

 

 

 
ちょこっとメモ
furniture は equipment と同様,不可算名詞で数えるときは用例のように a piece of furniture, two pieces of furniture とします。

 

 

今日のポイント! ○ made of A の Aは「材質」(性質の of)
○ made from B の Bは「原材料/原料」(from は出発点

 

あとがき

いかがだったでしょうか?
運用上は「○○製」は made of,「~の原材料/原料は」といえるものは made from とするということでほぼいけるのではないかと思います。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡