ルーちゃんの🐾英語教室

ルーちゃんとゆかいな仲間たちがお届けする夢いっぱいの冒険活劇....ではなく,英語学習に役立つ情報をお届けします!

To be or to become, that is the question

To eat or not to eat, that is the question.

いや、今回は be と become の違いについてだから eat はちょっと...(でも、食べたらいんじゃない?)

 

To be or to become, that is the question

ということで今回は be と become のお話です。

 

まず次の2つの文をご覧ください。

☆To(  )a tennis pro, you have to train hard. 

☆To(  )a tennis pro, you have to be a good athlete.

 

カッコ()には be か become のいずれかが入ります(あくまで厳密に考えればということで)。

自信を持ってこれに答えられる方、ごめんなさい。この記事にはたぶん新たな情報はありません。

ちょっと曖昧かなという方。You've come to the right place!(ここに来て正解!)

 

 

目次

 

「状態」の be と 「変化」の become

I was a student は過去において I = a student 、すなわち I(私)が a student(学生)であった状態を表しています。

 

一方、I became a student は I → a student、つまり学生でなかった私が学生になったという変化を表しています。

 

この「状態」と「変化」を出発点として違いを考えていくことにします。

 

「~な状態であれ」と「~になれ(変化)」:命令形で

Boys, be ambitious という有名な言葉がありますが、一般に「少年よ、大志を抱け」と訳されています。

しかし be は「状態」を表しますので「抱け」では「抱いていない状態→抱いている状態」への変化があるように感じます。

 

ついに一般的に広く受け入れられている訳にケチつけちゃったよ、この人、いやゴリラさん。

あんまり褒めるなよ^^

いや、ポジティブか!

 

(話を戻しまして)「状態」であることを意識すると「少年よ、大志を持った状態でいろ」→「少年よ、野心家であれ」くらいになるんじゃないかなぁ、なんて(ambitious が大志か野心かはとりあえずおいておこう!)

 

これを踏まえて be と become が命令形で「~な状態であれ」と「~になれ」であることを別の例で確認してみましょう。

 

☆ Be patient.

☆ Become patient.

(patient: 我慢強い ; ”患者”と同じスペリングです)

 

Be patient は「我慢強い状態であれ」→「我慢しろ/こらえろ」

Become patient は「我慢強くなれ

 

と異なる意味になります。

Be の方は我慢強い状態であることを求め

Become は今と違う我慢強い状態への変化を求めています。

 

want to be と want to become

be は「状態」なんだよね? でもさ、I want to be ~ は「~になりたい」って習ったよ。

ですよね~。

 

want to be が「~になりたい」という変化表す理由はto 不定詞が未来の話をするものだからです。現在とは違う未来のことなので「状態」を表す be を使っても変化を意味する「~になりたい」という表現になるわけです。

 

be は「状態」でしたのでたとえば、I want to be a doctor であれば「医師であるという状態になりたい」となり、「医師という状態」に着目しています。

 

「状態」の be に対して become は「変化」ですので I want to become a docor といったときには「医師でない→医師である」という変化に着目していて、この文が表現したい真意は「医師免許が欲しい」ということになります。

 

「状態」の be と 「変化」の become の使い分け

be は「状態」に着目、become は「変化」に着目でした。この点に注意して次の例文をご覧ください。

 

☆ To be a Super Saiyan, you have to be a Saiyan in the first place.

☆ To become a Super Saiyan, you have to train super hard.

 

どちらも出だしは「スーパーサイヤ人になるためには」ですが、

be の方は「スーパーサイヤ人であるという状態」に着目していて、この例文の場合には「そもそもサイヤ人でないといけない」とその状態になるための条件が提示されています。

 

一方、become の方は「変化」に着目ですので、「超ハードな修行が必要だ」とその変化のためにやるべきことが提示されています。

 

この例文で be と become を絶対に反対にしちゃいけないの?(例文にスーパーサイヤ人を出してることについてはツッコんであげないっと)

そこなのよね。

 

 

これまでも「○○と××の違い」という記事をいくつか書いてきましたがほぼ間違いなく「どっちでもいっしょっしょ」というネイティブ意見が飛び出してきます。

When it comes to languages, there is no such a thing as a hard and firm rule(言語となると、絶対のルールなんてものはない)ってことなのかなと。

今回の be と become に限っていえば Be patient と Become patient は明確に違いますし、意味の成り立ちは覚えておいて損はないかなと思います。

 

まとめ

今回のポイントのまとめです。

今日のポイント! ○「状態」の be vs. 「変化」の become

 

あとがき

ほんと言葉ってときには曖昧で、最初の問題も「あくまで厳密に考えればということで」という注釈が必要になっちゃうんですよね。ということで流れ良く問題の答えは上から become, be の順でした!

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡