これにはちょっと慣れが必要だ [今日の英作文]



目次

 

今日の英作文

 

 

解答

では答え合わせです!

 

「これにはちょっと慣れが必要だ」

This (takes/requires) (some) (getting) (used) (to).

 

できましたか?

 

今日のポイント

ここからは問題文の解説です!

さて、今日のポイントは次の3つ。

1. 時間や練習などが必要なときの take

2. get used to の to の後に来るものは?

3. 主語が長くなるときは形式主語も視野に

では、それぞれ詳しく見ていきます。

 

1. 時間や練習などが必要なときの take

解答では take と require の2つを示していますが、ここでは take の方について解説します。

この take の使い方は具体的には次のようなものです。

*It took me a while to get used to the product.
(その製品に慣れるのにしばらくかかった)
 → 時間がかかるときは take

*Cooking this dish takes a little practice.
(この料理を作るには少し練習が必要だ)
 → 練習などを必要とするときも take

 

今回の問題では require でもOKですが、take と比べると少し堅い(フォーマルな)感じがします。

 

どのように堅いというのだね?

というほどではないにせよ(笑)

 

2. get used to の to の後に来るものは?

get used to の to の後ろには名詞(あるいは動名詞などの名詞に相当するもの)が来ます。

I've got used to the weather here.
(ここの天気にも慣れた)

You have to get used to waking up early.
(早起きに慣れないとね)

 

今回の英文は This takes some getting used to で to の後ろに何も来てないよね?

 

文法的には to の後ろの this が前に出て主語になっていると解釈しているのですが、こんな解釈よりも be used toget used toひとかたまりで to まで含んで成立すると覚えてしまう方が実用的かなと思います。

 

3. 主語が長くなるときは形式主語も視野に

これは今回のテーマである get used to に限ったことではないのですが、主語が長いときは It is ~ to 不定詞 も使えると便利です。

Getting up eary in the morning is very hard.

   VS

It is very hard to get up early in the morning.

 

そしてなぜこの話を持ち出したかというと get used to の to の存在です。次の文を考えてみます。

Sitting up late at night takes some getting used to.

これを It is ~ to 不定詞の構文にすると、

It takes some getting used to to sit up late at night.

 

to が2つ重なってる!

 

そうなんです。take getting used to を It is ~ to 不定詞の構文にするとこの to to 現象が起きます。前置詞が2つ、しかも同じものとなると一瞬、ギョッとしますが、必要なものは必要なのでこれでOKなんです。

 

なるほどね。

というわけでちょっと応用編でした。

 

あとがき

前回の予告では be used to といっておきながら get used to を使ってごめんなさい(^^♪

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡