目次
今日の英作文
解答
では答え合わせです!
「何があっても立ち止まるな」
Don't let anything stop you.
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントはココ。
2. Don't let ~は”放っておかない”
では、詳しく見ていきます。
let の意味と使い方と例外と
let は make や have と同じ使役動詞で辞書ではすべて「~させる」と出ています。
make や have も「~させる」と訳されますが、let の「~させる」は何も手を出さないで”放っておく(介入しない)”というイメージ。
たとえば超有名な Let it be。
Let は「放っておく」、it はそれが何であれ”それ”、be は「ある(存在する)」なので
Let it be =「それがあるままで放っておく」
→「あるがままに」
となります。
Let me finish.
(私が話し終わるのを放っておいて
→ 最後まで話をさせてください [聞いてください])
Let him go.
(彼が行くのを放っておけ
→ 行かせてやれ)
上の例文はともに”放っておく(介入しない)”イメージで理解できますが、ちょっと違うかなというケースがあるのが少し厄介なところ。
When you get there, let me know.
(そこについたら知らせてね)
この例は”放っておく(介入しない)”というイメージでは「私が知ること(当該情報を入手すること)に介入しない」ことになり”連絡して欲しい”感じがなくなってしまいます。
しかしこの文の意図は「連絡してほしい」なのでむしろ「~させる」とだけ考えたほうがうまくいきます。
じゃあ、”放っておく(介入しない)”というイメージがそもそも...
うん、その指摘がありそうなので知らんぷりを決め込もうと思ったけどやっぱり無視はできないかなと。
know のケースは例外と考えて多くの場合は”放っておく(介入しない)”というイメージでいけるはずです。
Let's は Let us の省略形です。
Let's study English と言った場合、この発言をした”私”とこの発言を聞いた”あなた”が us に含まれるはず。
そうだとすると Let's = Let us study English は誰に向かって「僕らが英語を学ぶのを放っておいて」と命令しているのでしょう?
...謎だ。
いや、わからないんか~い!
2. Don't let ~は”放っておかない”
Let ~ V は”放っておく(介入しない)”でした。
これが否定形になった
Don’t let ~ V は”放っておく(介入しない)”が否定されて”放っておかない(=介入する)”というイメージで「~させるな」という意味になります。
今回の「何があっても立ち止まるな」
= Don't let anything stop you
でいうと「anything が stop you するのを放っておくな」すなわち「stop you させるな」ということになります。
→ 何であってもあなたを止めるのを放っておくな
→ 何であってもあなたを止めさせるな
→ 何があっても立ち止まるな
最後の → は”意訳”ですが、英訳をするときにはスタートが最後の文になることもあるので注意が必要です。
「何があっても立ち止まるな」は
Don't stop whatever happens.
と表現することもできますが、→を一つ戻って
「何であってもあなたを止めさせるな」と解釈し今回の英作文
Don't let anything stop you.
を導くこともできます。
なるほどね。
今回の記事は以上になります。
トップページに過去問へのリンクがありますのでぜひチャレンジしてみてください。
あとがき
いろいろな要因でモチベーションが保てない、などと言い訳をして更新が滞りがちなので自戒を込めて。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡