signature の”じゃない方”の意味 [使える?!英語フレーズ]



signature といえばまず思い浮かぶのが「署名」じゃないかと思いますが...

 

実は「署名」とは違う意味もあるんだけど知ってるかい?

「サイン」でしょ?○○選手、サインくださいってやつ。

 

確かに signature には「サイン」の意味がありますが、このサインは主に署名のこと(例:こちらにサイン=署名をお願いします)。

選手などにサインを求めるといったときのサインは英語では autograph。

一方、動詞の「サインする=署名する」は英語では sign ですが、sign は名詞では「兆候」や「標識」といった意味になります。

さらに、(有名人などが)サインするという場合は sign an autograph となります。

 

 
英単語の方から整理してみました。

signature
 = 署名(サイン)

autograph
 = (有名人などの)サイン

sign
 = 署名(サイン)する(動詞)
  兆候、標識など(名詞)

sign an autograph
 = (有名人などが)サインする

 

ややこしい!

本当にねぇ^^

 

そして今回ご紹介したいのは signature の「署名」とは別の意味です。その使用例がこちら!

The restaurant's signature dish is paella.
(そのレストランの名物料理はパエリアです)


この例では文脈に合わせて「名物」としていますが、ニュアンスとしては「人や物がそれによって知られる」という感じで、形容詞として意味を当てると「特徴づける/特徴的な」という感じになりますが、場合によっては「~といえばこれ(という)」と訳した方がすんなりいく場合もあるかなと思います(上の例では「そのレストランといえばこれという料理はパエリアです」ということから「名物」という言葉が出てきます)。

His signature shot is his one-handed backhand.
(彼を特徴づけるショットは彼の片手打ちバックハンドだ
 → 彼といえばこれというショットは彼の片手打ちバックハンドだ)

Mona Lisa's signature smile
(モナリザを特徴づける微笑み→モナリザといえばあの微笑み)

 

ということで今日のポイントです。

今日のポイント! signature の”じゃない方”の意味
= 特徴的な/~といえばこれ(という) 

 

signature の”じゃない方”の意味という記事にしては本題の方が短いような...

本当にねぇ^^

 

 

signature

 

あとがき

辞書に出ている「特徴」という意味では訳しにくいこと訳しにくいこと。それでどの辞書にも”たぶん”出ていない「~といえばこれ(という)」というアクロバティックな訳にたどり着いちゃいました^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡