目次
この記事で学べること
この記事では大きくわけて次の3つのポイントについて解説します。
人称って何だ?
三単現とは何かを知るためにまずは「人称」について確認しておきましょう!
人称には,一人称,二人称,三人称があり,それぞれ
一人称:話しかける側
二人称:話しかけられる側
三人称:それ以外の人など
となっています。
それを表にしたものがこちら(↓)
人称 | 対象 | 単数 | 複数 |
一人称 | 話しかける側 | I | We |
二人称 | 話しかけられる側 | You | You |
三人称 | それ以外 | He, She, It, Taro etc. | They, Taro and Mike etc. |
三単現(三人称,単数,現在)は特別
そもそも三単現って何?
三単現というのは三人称、単数、現在のこと。
三単現が特別なのは,三単現のときは一般動詞の形が変化するという点。
そしてその変化とは動詞にs がつくことです。いくつか例を見てみましょう。
I play tennis.(僕はテニスをします)
→ He plays tennis. (play → plays)(彼はテニスをします)
We walk to school. (私たちは歩いて学校に行きます)
→ She walks to school. (walk → walks)(彼女は歩いて学校に行きます)
三単現のsのバリエーション
三単現では一般動詞に s がつくというのが基本ですが、くっつくのが s ではないパターンがあるのがややこしいところ。
どういうこと?
動詞の語尾によってsのつけ方が変わるのです。
s, o, ch, shで終わる動詞の場合はesをつける
s, o, ch, shで終わる動詞ではsではなくesをつけます。
es がつく単語の例
sで終わる例:pass→passes
oで終わる例:go→goes
chで終わる例:watch→watches
shで終わる例:finish→finishes
発音が特殊な場合
注:説明のため発音をすべてカタカナ表記としていますが、実際の発音とは異なりますので正確な発音を Google翻訳などで確認するようにしてください。
三単現の s の発音は次の3つのパターンがあります。
☆ ズと濁るパターン(基本)
☆ スとなり濁らないパターン
☆ ツとなるパターン
☆ ーズとなるパターン
☆ ズと濁るパターン(基本)
ズと濁るのが基本パターンです。
例:
plays(プレイズ) 、buys(バイズ)、drives(ドライブズ)
☆ スとなり濁らないパターン
語尾が f, k, p の場合 にはズではなくスになります。
例:
surfs(サーフス)、looks(ルックス)、helps(ヘルプス)
☆ ツとなるパターン
語尾が t で終わる場合には s の音と重なってツになります。
例:
visits (ビジッツ)、meets(ミーツ)
☆ ーズとなるパターン
語尾がs, ch, shで終わる場合は es がついて発音は ーズとなります。
例:
kisses(キシーズ), catches(キャッチーズ)、wish(ウィッシーズ)
たとえば,looks の s は濁らずルックスとなりますが、試しにこれを濁らせてルックズのように発音してみてください。
どうでしょうとても発音しにくくないでしょうか?
「発音しにくいな」という感覚は的を射ていることが多く、けっこう役に立ちます。
さらに特別な場合
have は haves とならず has になります。
have → has
また,doはoで終わるのでdoes となりますが,発音がドゥーズやドゥーイズではなくダズのようになります。
do → does
has と does はこのまま覚えてしまいましょう。
あとがき
発音はとても大事なので何らかの方法で発音を確認するようにしてください。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡