Take out or Take away? OutとAwayのイメージから違いを考える



Take out or Take away? OutとAwayのイメージから違いを考える

 

ハンバーガーセットをください。

店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?

持ち帰りで。....ということで今日は Take out と Take away を例に out と away のイメージと使い方を見ていきます!

 

目次

 

この記事でわかること

英語では動詞と助動詞の組み合わせで意味が決まる Phrasal Verbs(句動詞)というものがあって会話でも多く使われています。そして句動詞で重要な役割を果たしているのが実は助動詞なのです。助動詞のイメージが掴めれば Phrasal Verbs(句動詞)のだいたいの意味が分かることが多いため、一つ一つ覚える必要がなくなります。

今回はその助動詞の中かから Out と Away をチョイス。この2つの助動詞のイメージを掴むのがこの記事での目標です。

 

Out と Away のイメージ

まずは次の図をご覧ください。

OutとAwayのイメージ図

すごい自信満々で「次の図をご覧ください」なんていっちゃったけど....本当に大丈夫この絵?

いや,大丈夫...というか完璧でしょ?!(ドヤ顔)

 

Out は「中から外へ」を,

Away は「こことは無関係のどこかへ」を表します(点線は円から見えなくなったことを表現している...と思っていただきたい!)

 

 

away の「こことは無関係のどこか」というニュアンスをもう少し詳しく具体例で考えてみます。

100 meters away from here

100 meters from here

どちらも意味としては「ここから100 m」ですが、away がない from here だけの方は単に距離を表しているのに対して、away from here の方のニュアンスは「ここから100 m 離れている」という感じです。

 

Take out と Take away

では次にタイトルにある Take out と Take away についてみていくことにします。

 

意味

Take out も Take away も意味は「お持ち帰り」です。

 

ねえねえ,同じ意味だったらどっちか1つでよくない?

実は国によって違うんだよね。

 

Take out は主にAmerican Englishで,Take awayは主にBritish English で使われます。

たしかにどちらかに統一してもらった方が覚えやすいことは確かですが,いわば方言ですからこればっかりは...

ちなみに日本では「テイクアウト」は見ますが,「テイクアウェイ」は見たことありませんね。

 

Out と Away のイメージから考える Take out と Take away の違い

さて Take out と Take away の違いに進みましょう。

 

Out は「中から外へ」,Away は「こことは無関係のどこかへ」を表すのでした。

それを踏まえると,

Take out は「店内から持ち出す」イメージ,

Take away は「店とは違うところに持っていく」イメージ になります。

 

いずれにしても「お持ち帰り」になるのは納得ですね。

 

Out と Away が使われるその他の Phrasal Verbs(句動詞)

ここからは out と away を含む Phrasal Verbs(句動詞)として get out/away, keep out/away を通して out と away の理解を深めます。

 

get out と get away

本題に入る前にまずは get の意味から。

get の意味は「得る/入手する,~の状態になる,(相手の言ったことが)分かる etc.」と多種多様ですが基本的には get=「得る」と覚えておいてOK。

そうすれば、

「~の状態になる(例:get cold:寒くなる)」=「~の状態を得る
「(相手の言ったことが)分かる(例:I get it:分かったよ)」=「(相手の言ったことを)得る

と意味にたどり着くことができます。

この get に out と away がついた get out と get away 。一体どんな意味になるのかそれぞれ確認していきましょう。

 

get out

中から外の状態になる」ということから、

get out =「出ていく(外出する)」「降りる/降ろす」

という意味になります。

 

また、get out は of を伴ってよく”get out of 場所/状況など” の形で使われます。

Get out of here = 出ていけ

I got out of the car = 私は車から降りた

I got him out of the car = 私は彼を車から降ろした

 

 

 
Phrasal Verbs(句動詞)にはたとえば get out =「出ていく」という直接的な意味の他に比喩的な意味が派生する場合があります(get out に限りませんがここでは例として get out のみを挙げています)。

例:
Get out of here! = ウソでしょ!(驚きを表す)

Get out of a bad habit = 悪い習慣を断つ(悪い習慣から出ていくということから)
 

get away

一方の get away は「こことは無関係のどこかへの状態になる」ことから,

get away = 逃げる,脱出する

という意味に。

 

get away も前置詞を伴うことが多いですが、こちらは of ではなく from で get away from~ の形です。

get away from the crowd = 人混みから逃れる

get away from reality = 現実から逃れる → 現実逃避する

 

get away with A という表現もあります。

これはA(主に悪いこと)をしたのに"それを持って(with)”逃げてしまうということからうまく逃げおおせるという意味になります。

He got away with cheating on the test = 彼はテストでカンニングしたが見つかることはなかった。

 

keep away と keep out

こちらもまずは keep の意味から。

keep は「保つ」というのが基本の意味で、他の意味はここから類推可能です。

keep a promise = 約束を保つ → 約束を守る

keep running = 走っている状態を保つ → 走り続ける

 

ではここで問題です。

芝生養生中に規制線が張られている場合そこに書いてある警告文は Keep away と Keep out のうちどちらでしょう?

 

はいはい!「立入禁止」だと思います。

いや Keep away か Keep out の2択だから...

 

通常は Keep out と書いていると思います。これは芝生の「中から外への状態を保つ(keep)」ということで「立ち入り禁止(入るべからず)」となるわけです。

 

一方,Keep away は「こことは無関係のどこかにいる状態を保つ」ということですから,「接近禁止」とでもなるでしょうか。

 

A wise man keeps away from danger
 = 賢い人は危険には近づかない → 君子危うきに近寄らず

 

動詞と前置詞の関係について

冒頭でも触れましたが英語には「動詞が大まかな方向性を定めて前置詞が意味を決定する」というPhrasal Verbs(句動詞)というものがあります。

前置詞のイメージさえつかめていれば get away は逃げる,go out は外出する,keep away は立ち入らないでいる,などひとつひとつを覚えていなくともなんとなく意味が分かると思います。

ですから前置詞のイメージを掴んでおくことが英語上達の一つのカギといえるでしょう。

 

そのために下手っぴですが上の図を参考にしてくださいね。

「下手っぴ」って言っちゃったよ,この子は^-^

 

まとめ

今回のポイントをまとめました。

今日のポイント! ○ Out は「中から外へ」、Away は「こことは無関係のどこかへ」
○ Phrasal Verbs(句動詞)の要は助動詞

 

 

確認テスト

次の日本語に合うように前置詞を入れてください。

1. Keep ___ ___ the pond(池)(その池には近づかないように)

2. Store ___ ___ direct sunlight(直射日光を避けて保管すること)

3. It is ___ ___ sope(範疇)(それは守備範疇外だよ)

4. The PC is ___ ___ date(そのパソコンもう時代遅れだよ)

正解
1. away from
2. away from
3. out of
4. out of

 

あとがき

確認テストは2つ単語を入れないといけないので難しかったと思いますが、正解できましたか?これからも役に立つ記事を書いていきますのでよかったらブックマークなどをお願いします。

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡