ルーちゃんの🐾英語教室

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実例で学ぶ until の使い方-by との違い [英文解釈の部屋]

実例で学ぶ until の使い方-by との違い



今回も On the origin of species より文をお借りして、until をメインテーマとしてお届けします。

メインテーマだけを読むもよし、ついでに英文解釈をしていくもよし、ニーズに合わせてご活用ください!

 

Nevertheless, such a conclusion, even if well founded, would be unsatisfactory, until it could be shown how the innumerable species inhabiting this world have been modified, so as to acquire that perfection of structure and coadaptation which justly excites our admiration.

On the origin of species より

 

 

目次

 

英文のポイント

次のポイントについて後半で解説します!

本日のポイント

☆ unitl

(1) if の挿入節

(2) 仮定法 would 

(3) it could be shown how(形式主語)

(4) so as to

 

Nevertheless, such a conclusion, (1) even if well founded, (2) would be unsatisfactory,  until (3) it could be shown how the innumerable species inhabiting this world have been modified, (4) so as to acquire that perfection of structure and coadaptation which justly excites our admiration.

 

単語

ポイント解説の前にまず単語を確認しておきましょう。

 

 
nevertheless = それでも、とはいっても

unsatisfactory = 不満足な, 不十分な ⇔ satisfactory(満足な)

innumerable = 数えきれない ⇔ numerable(数えられる)

inhabit = 居住する、生息する(人にも他の動物にも使えます)

modify = 修正する、変更を加える

acquire = 獲得する

perfection = 完全(完璧)であること、

coadaptation = 共適応

justly = 当然のことながら、妥当な

admiration = 賞賛

 

全文訳

Nevertheless, such a conclusion, even if well founded, would be unsatisfactory, until it could be shown how the innumerable species inhabiting this world have been modified, so as to acquire that perfection of structure and coadaptation which justly excites our admiration.

 

とはいえ、このような結論は、たとえそれに十分な根拠があったとしても、この世界に生息する無数の種がどのように変化して、我々の賞賛を喚起して当然といえるあれほど完璧な構造と共適応を獲得したかという点を示すことができるまで十分とはいえない。

 

☆ until(メインテーマ)

until は S V until A で「Aが満たされるまでSはVする」という意味を表します。

 

I will wait for you until you come back.
(あなたが戻るまで待ってるよ)

This agreement is effective until December 31, 2021.
(この契約は2021年12月31日まで有効とする)

2番目の例文のように until の後は文でも単語でもOK

 

また、not (never) until と否定になっているパターンもよくあります。

It is not until you lose your health that you realize its value.
(健康の価値はそれを失うまでわからない→失ってはじめて健康の価値がわかる)

You can never understand a culture until you experience it.
(経験するまで文化は理解できない→文化はそれを経験してはじめて理解できる)

 

この S not (never) V until A のパターンは、

 「AまでSはVしない」→「SはAしてはじめてVする」 

という意味になります。

訳す場合には「まで」でも「はじめて」でも文によってより適切な方を選択すればOKです(テストでは「はじめて」の方を使うと”わかってるよ”をアピールできたり、できなかったり...)

 

by との違い

簡単にいうと、

until は「~まで

by は「~まで

を表します。

 

He was leading the match until the 8th game in the 2nd set.
(第2セットの8ゲーム目までは彼が試合をリードしていた)

He was leading the match by the 8th game in the 2nd set.
(第2セットの8ゲーム目までに彼が試合をリードしていた)

 

until は「第2セットの8ゲーム目」までずっとにリードしています(試合開始からずっと)。

by は「第2セットの8ゲーム目」より前のある時点でリードを奪っています(その時点まではリードされているかもしれない)。

 

より詳しくは過去の記事で解説していますのでよろしければ合わせてお読みください。

englishluke.com

 

各ポイントの解説

ここからはその他ポイントについて解説していきます。

 

(1) if の挿入節

such a conclusion, even if well founded, would be unsatisfactory

この例のように名詞の後に挿入節として if の節を入れることができます

 

一般的に

☆ when, while, if, unless, though の導く従属節では主語+be動詞が省略可能(ただし、主節と従属節の主語が同じ場合) 

☆ 名詞(主に主語)の後に挿入することが可能

 

Unless otherwise specified, dimensions are expressed in millimeters.
別段の定めがない限り、寸法はミリ単位で示す)

The treasure box, when found, was already empty.
(その宝箱は見つかったときにはすでに空だった)

 

such a conclusion, even if well founded, would be unsatisfactory の場合であれば普通に(語順を戻しと省略せずに)書くと、

Even if it is well founded, such a conclusion would be unsatisfactory.

となります。

 

(2) 仮定法 would

Such a conclusion would be unsatisfactory.

この would は仮定法で until it could be shown の could とつながっています。

until だと「時を表す副詞節」ですが、unless (if not) で条件節とするともう少しわかりやすくなります。

 

Such a conclusion would be unsatisfactory, unless it could be shown.

 = Such a conclusion would be unsatisfactory, if it could not be shown.

 

unless 以下は「もし示せなければ」と仮定し、帰結節である Such a conclusion would be unsatisfactory で「そのような結論は不十分である」と仮定の結果を示しています。

 

ここでは unless の代わりに until を使っていますので「もし示せなければ」ではなく「示すことができるまで」となるわけです。

 

(3) it could be shown how(形式主語)

ここの it は形式主語で真主語は how 以下です。

how 以下が非常に長いためにこのような形になっていると考えられます。

 

形式主語については過去記事で少し詳しく解説していますのでよろしければ合わせてご参照ください。

englishluke.com

 

(4) so as to

so as to 使い方は to 不定詞と似ていますが、文頭に来ることはまずないという違いもあります。

目的を表すことが多いですが、結果と解釈することができる場合もあります。

 

I ran so as to catch the 8:00 am train.
(8時の電車に間に合うように走った)

I shouted loud so as to be heard by all the people.
(みんなに聞こえるように大声で叫んだ⇔大声で叫んだのでみんなに聞こえた

 

今回の文では、have been modified, so as to acquire となっています。

コンマ(,)で区切っていることもあり、”結果”を表すものと解釈できそうです。そこで前の文とつなげて「変化して(中略)を獲得した」としています。

 

まとめ

最後に今回のポイントのおさらいと全文訳をご覧ください。

 

今日のポイント!

☆ unitl → by との違いをはっきりさせておこう

(1) if の挿入節

(2) 仮定法 would 

(3) it could be shown how(形式主語)

(4) so as to 

 

Nevertheless, such a conclusion, even if well founded, would be unsatisfactory, until it could be shown how the innumerable species inhabiting this world have been modified, so as to acquire that perfection of structure and coadaptation which justly excites our admiration.

 

とはいえ、このような結論は、たとえそれに十分な根拠があったとしても、この世界に生息する無数の種がどのように変化して、我々の賞賛を喚起して当然といえるあれほど完璧な構造と共適応を獲得したかという点を示すことができるまで十分とはいえない。

 

あとがき

いつもながら良文だとは思うのですが、歯ごたえがありすぎて歯が折れそうです^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡