up to ~の主な6つの用法 [使える?!英語フレーズ]



up to ~の主な6つの用法



さて今回は up to を取り上げてみます。

今回ご紹介する用法は上の方がひらめいてくれている6つです。

 

目次

 

up to とは?

改めて説明されると「あ~そういえば」となる方も意外に多いかもしれませんが、実は英語では前置詞を2つ重ねられるんです。

There is smoke coming from below the bridge.
(橋の下から煙が出てる)

I get up at around 7 a.m.
(朝7時ごろに起きる)

 

あ~そういえば。

 

2つ重ねて両方の意味が反映されます。

from below → from(~から)+ below(下の)⇒ 下から
at around → at(~時に)+ around(ごろ)⇒ ~時ごろに

 

この up to も前置詞が二つ重なった形ですので、

up to → up(上へ)+ to(~へ [向かって])⇒ 上に向かって

これが基本イメージになります。

 

up to that time

時間軸において過去から未来への流れを up(上へ)と考えるとこの表現が理解しやすいと思います。

「(過去から未来へ)that time に向かって」→「あの時点まで(は)」

Everything was fine up to that time.
あの時まではすべて順調だった)

I stayed awake up to 1 a.m.
午前1時まで起きていた) 

 

下の例のように that time は特定の時点(時刻、日付、月、年など)であればなんでも応用が効きます。

 

up to 10 people

1人、2人、.... 9人、10人へ向かって(to)上がっていきます(up)。

これがこの up to 10 people のイメージです。

 

いちま~い、にま~い、....きゅうま~い....ギャァ~!!!

そこのゼブラさん、一人で番長皿屋敷ごっこしない^^

 

一番上が10人ということで結局こういう意味になります。

up to 10 people = 最大10人まで

This vehicle accommodates up to 10 people.
(この乗り物は最大10人乗りです)

This symptom lasts up to 3 days.
(この症状は最大3日間持続します)

 

つまり、up to A は A が上限ってことだね。

ピンポ~ン!

 

up to the standard

とここまでは up to の基本イメージ「上へ向かって」からなんとか理解できたのですが、ここからはちょっとそのイメージから類推しにくいこともあり、もう覚えてしまった方が早いと思います。

 

Everything was fine up to this point.

いや、up to 使いこなせてるけど!

 

up to the standard は「the standard(基準)というラインまでは到達している」ということから、

up to the standard =「基準に達して / 合格して 」

 

という意味で使われます。

This product is up to the standard.
(この製品は基準に達している→この製品は合格だね)

 

up to you

これはもう理屈抜きでずばり、

up to someone =「~次第」

と覚えてしまいましょう。

It is you who decide. It's up to you.
(決めるのはあなた。あなた次第なんです)

 

It is up to you if you believe or not.

「信じるか信じないかはあなた次第」...いや、言ってる場合か^^

 

up to something

これももうそのまま覚えてしまいましょう。

up to something =「何かを企んでいる」「何かをしようとしている(往々にして悪いこと)」

He seems to be up to something.
(あいつなんか企んでるみたいだな)

She is up to no good.*
(彼女は良からぬことを企んでいる

*up to no good バージョンもあります。

 

What are you up to?

これは「何やってんの?」と意味で使われるカジュアルな挨拶言葉です。

What are you up to lately?
(最近何してるの?)

What have you been up to lately?
(最近どうしてた?)

 

現在形と現在完了形の違いは、

現在形→「今この瞬間のこと」

現在完了形→「今に至る期間のこと」

ですので、

What have you been up to?はしばらく会ってない人(期間が空いた人)に対して使われると考えてよいでしょう。

 

まとめ

今回は up to that time, up to 10 people, up to the standard, up to you, up to something, What are you up to? と up to の用法をみてきました。

意味が離れすぎて統一感がなく申し訳ないのですが、例文などを参考にして覚えてみてくださいね。

 

あとがき

たくさん記事を書いてきましたが、ここまで統一感がないというかつながりが見えないのも初めてだったので謎の敗北感があります^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡