今回は add up という phrasal verb(句動詞)についてお届けします!
Yum, yum!
説明ほったらかして、クッキー食べてる?!
目次
add up の意味とは?
add up にはこんな意味があります。
☆合算する(他動詞)
☆計算が合う/つじつまが合う(自動詞)
☆だんだん増えていって大きくなる
ではそれぞれ詳しくみていきましょう!
合算する(他動詞)
add up は他動詞で「合算する/足し合わせる」という意味を持っています。
(1から10までの数字を足す(合算する)と55になります)
ここでは主語が we と計算をする人になっていることに注目じゃ。
計算が合う/つじつまが合う(自動詞)
これは add up の自動詞の用法で、
○ 計算が合う/つじつまが合う
○ 納得がいく/合点がいく(派生のニュアンスとして)
という意味を持ちます。
○ 計算が合う/つじつまが合う
(計算が合わないよ)
この例文の主語は The figures で「数字(数値)」という意味。誰かが計算しているのではないことに注目です。
○ 納得がいく/合点がいく
また add up には「つじつまが合わない」という意味もあり、そこから転じて「納得がいく/合点がいく」というニュアンスが出てきます。
(何かつじつまが合わない → 何か納得がいかない)
That adds up.
(それでつじつまが合う → それで合点がいく)
→の後の訳は真の文意というかこういう発言をした人の気持ちを表現するとこのようなニュアンスになるという感じ。
こちらの意味でも誰かが計算しているのではないぞよ。
だんだん増えていって大きくなる
最初のクッキーの写真のイメージが add up のもう一つの意味を表しています。
add が「加える」で、upが「上に」ですから積み上げていくイメージ。
(少額ずつの貯金が積もり積もってかなりの額になることだってある)
Small things add up to make a big difference.
(小さなことも積み重ねれば大きな違いとなる → 塵も積もれば山となる)
行きつく先は to で表す
最終的に到達する点があるときは add up to と to を加えます。
(2足す2は4)
These adjustments add up to a better product.
(これらの調整の結果より良い製品になる)
下の例文の訳についてですが、「adjustments(調整)」が積み重なって a better product(より良い製品)になるというニュアンスです。
add up to =合算して~になる → 結果として~になる
まとめ
今回のまとめです。
あとがき
1から整数 n まで足したときの和の公式 n(n+1)/2 を思い出せず電卓で計算してしまいました^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡