今回は outlive one's usefulness というフレーズのご紹介。
そしてもう一つのテーマとして out-という接頭辞をみていきます。
接頭辞って?
接頭辞とは?
英語の接頭辞(プレフィックスともいう)は特定の単語の前についてその単語の意味を修飾する役割するものです...という説明よりも具体例を示された方が早いですね。具体的にはこのようなものです。
例:
impossible, uncountable, retrospective
この赤くなった部分が接頭辞でそれぞれ、
im =否定、un=否定、retro=逆
の意味を表します。
接頭辞 out- について
out- も接頭辞で 「~を越えて」や「~より優れて」という意味を付加します。
outlive って live という動詞に out- がついてるんだね。
上の例では形容詞ばかりをご紹介していますが、outlive のように動詞についているパターンもあります。
他にも surmount(克服できる:sur- = 上に)や circumvent(回避する:circum = 周)、out-でいうと、outnumber(数で上回る)、outrun(~より早く走る)、outclass(~より断然まさる)、outsmart(~より一枚うわて)などがあります。
話を outlive に戻すと live(生きる)に out-(~を越えて)がついているので「~よりも長生きする」という意味になります。
outlive one's usefulness とは?
本題の outlive one's usefulness です。
usefulness は「有用性」ですので、
outlive one's usefulness = 自身の有用性より長生きする
こんな日本語聞いたことないよ?
でしょうね^^
「自身の有用性より長生きする」というのはつまり 有用性はもうないが生きているということ。なので意味としては、
outlive one's usefulness = もう役に立たない/役目を終える
となり、こんな感じで使われます。
= その機関はもうその役目を終えている。
The idea outlived its usefulness.
= そのアイデアはもう役に立たなかった。
あとがき
This blog has outlived its usefulness といわれないようにこれからも英語学習に役立つ情報を提供してまいります!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡