接尾辞の -ish は大きく分けて3通りの使われ方がされています。具体的には、
1. English
2. Foolish
3. 100ish
などがこの3通りの使い方の一例になります。
1番と2番は「ああ、そうだよね」だけど、3番は何?
あわてない、あわてない。1番から順にみていこう。
目次
1. English
これはおなじみ「英国の」や「英語」という意味ですが、ここに現れる -ish は「物や人の出処や言語を表す名詞や形容詞を作る」という働きをします。
他の例としては Swedish、British、Spanish などが浮かぶのではないかと思います。
2. Foolish
この foolish や selfish など 名詞 + ish の形で形容詞を作ります。
self(自己)→ selfish(自己中心的な)
child(子供)→ childish(子供じみた)
1番も2番も何でも ish をつければよいというのではないため、-ish という単語はこういうルールに則っているんだな、というくらいに考えておいてもらえばOKです。
3. 100ish
出たね、問題の100ish。
これはずばり「およそ100くらい」と意味です。
この用法では他にもこんなものがあります。
う~ん、一言でいうと結局どんな働き?
一言でいうと、ぼやかすといえるでしょうか。
100ish では「100」と言い切るのではなく「100くらい」
reddish では「赤い」ではなく「赤っぽい」
という具合。
加えて「とまではいわないけど」のようなニュアンスも派生してきます。下の例文の youngish がこれに当たります。
(あれは20年くらい前のことだった)
He is youngish.
(彼は若い部類/若いっちゃ若い)
この用法の場合は日本語の「~っぽい」と同じでほぼ何にでもつくのではないかという印象です。たとえば、
brightish(やや明るい)、oldish(やや歳をとった)、thinish(痩せてるとまではいわないけれど)、poorish(やや貧乏)
というパッと思いついた単語を実際ネットで検索してみるとちゃんと出てきました。
というわけでちょっと短めの記事になってしまいましたが、今回は -ish についてお送りしました。
あとがき
短いなりにまとまったっぽい感じがしないでもない^^
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡