今回は Notice という単語についてみていきます。
「Notice = 気づく」、以上じゃないの?
それに加えて、名詞として使うときの可算・不可算の違いや命令文での”意味”なんかについて考えていこうと思ってるのよ。
目次
Notice の意味
Notice はこの形のままで動詞と名詞の意味を持ちます。
動詞としては「気づく」という意味が基本です。
名詞としては Notice = お知らせ、通知、告知などの意味です(平たくいうと「何かが起こるよ、と前もって知らせる」ということを表します)。
”通知”といえば、最初の黒板にある「通知と通知書」ってどういうこと?
実はね...
通知と通知書
Notice は可算名詞としても不可算名詞としても使われます。
可算名詞として
(公式通知を待った方がよい)
Upon receipt of payment, we will send you a notice of receipt.
(お支払いの受領後直ちに受領通知をお送りします)
(当事務所は今後通知があるまで閉鎖します)
Thank you for coming on(at) such short notice.
(突然のお知らせにもかかわらずお越しいただきありがとうございます)
*前置詞は on、at の両方可
可算名詞は「通知書」など”モノ”を指します。
不可算名詞の場合の notice は”情報(information)” です(information は不可算名詞です)。
手紙や文書は可算名詞、その中に書かれている情報は不可算名詞と考えるとわかりやすいかもしれません。
「気づく」が基本なのだけど
動詞の Notice の意味は「気づく」が基本です。
(今朝パソコンを立ち上げたら、何かがおかしいと気づいた)
What's important to notice here is that the screen has gone blue.
(ここで気づくべき重要な点/留意すべき点は画面が青くなったということ)
絶対ウイルスだって。
やっぱりそう思う?!
冗談はさておき^^、Notice が命令文で使われる場合はどうでしょう?
これを「ラケットをあまりギュッと握ってないことに気づいてください」とするとちょっと違和感があります。
辞書を見ると「注目する」という意味が出ていますのでそれを採用すると、「ラケットをあまりギュッと握ってないことに注目してください」となり自然です。さらにニュアンス重視でいうと「はい注目、ラケットをあまりギュッと握ってないでしょ」なんて感じでしょうか。
じゃあ Notice =「注目する」でいいのね?
なんか"~が基本なのだけど”と意味ありげな項目名だったけど、ターザン瞑想して鼠一匹捕まえたっぽくない?
...もしかしてだけど、「大山鳴動して鼠一匹」のこと?
それはともかくとして^^、ご期待に沿うべく辞書には載ってないんだけどもう一歩踏み込んだ”訳”を考えてみたのよ。
それがこちら。
(ほら、ラケットをあまりギュッと握ってないでしょ)
いつものようにテニスの動画を見ていたらわりとカジュアルにスッと使ってたので「はい注目」でもちょっと”やり過ぎ”感があってしっくりくる訳を考えてみたところこの「ほら」にたどり着きました。
また、Look と似た感じではありますが、Notice は視覚だけでなく聴覚や触覚なども含まれるのである意味”上位互換”と言ったところでしょうか。
まとめ
今回の Notice のポイントをまとめてみます。
とこんな感じでした。
命令文は教科書などではあまり見ないかなと思いますが、インストラクション的な動画で割と頻繁に聞くような印象があり普通に使われてるんじゃないかと思いますので自分でも機会があれば使ってみようなかな。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡