won't take no for an answer [使える?!英語フレーズ]



今回のテーマ

今回のテーマは won't take no for an answer 。

 

たとえば、

I won't take no for an answer.

なんて言ったりします。

 

意味

I won't take no for an answer の意味は、

「嫌とは言わせない」

です。

 

じゃあ、次は意味の成り立ちの解説です!

それは僕のセリフです!(^^♪

 

意味の成り立ち

I won't take no for an answer を逐語的に訳すと「ノーを答えとして受け取らない」となります。これを言い換えると「嫌とは言わせない」になるというわけです。

 

 

 

ちょこっとコラム:意味と訳について

 

文脈によっては違う訳を当てた方がよい場合もあります。たとえば主語が I ではなく He だと直訳では「彼は嫌とは言わせない」となりますが、文脈によってはちょっと合わない場合も考えられます。

結局のところ”訳す”というのは英語で書かれた”意味”を日本語にすることですから、決まった訳し方を守るというより訳がその意味を反映していることの方が大事なわけです。

なので He won't take no for an answer の訳は...っとこれは後程^^

 

 

 

ここが大事!

今回の won't take no for an answer を解釈する上でポイントとなるはこの2つです。

 1. won't

 2. for

 

1. won't

won't は will not の省略形。

この will には”未来時制を表す”以外に大事な用法があります。それは「話し手の意志」を表すという用法です。

そして肯定文の場合は”意志”ですが、否定文だと拒絶になります。

 

例:

I won't tell you 

→「教えてあげないよ」

(未来時制の「教えないでしょう」ではありません)

 

本題に戻って won't take no for an answer は「嫌とは言わせないでしょう(未来)」ではなく「嫌とは言わせない(意志)」という点を押さえておきましょう。

 

 2. for

上の逐語訳を導くもう一つのポイントは前置詞 for。

for にはいろいろな意味があり、その中でも今回の意味は「交換の for」に分類できます。交換の for の中にも意味としてはこれまたいろいろあり、今回の表現で使われている「~として」というのもその一つです。交換の for を意識すると、

 

won't take no for an answer

 ↓

「ノーを答えと交換しない

 ↓

「答えとしてノーを受け取らない」

 

という流れで解釈することができます。

 

例文

最後に例文です。

 

Sorry, but I won't take no for an answer.
(すまないが、嫌とは言わせないよ)

He won't take no for an answer.
(彼にノーは通じない)

 

あとがき

また、メインテーマより”その他の関連情報”が多くなってしまった....^^

 

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡