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今日の英作文
解答
では答え合わせです!
You may find it hard to believe, but it's true.
できましたか?
今日のポイント
ここからは問題文の解説です!
さて、今日のポイントは次の3つ。
1. find の使い方
2. You find + O + C の第5文型(SVOC)
3. 形式目的語の it
それぞれ少し詳しく見てみましょう。
1. find の使い方
find は「見つける」と覚えている人も多いと思いますが、その意味だけでは今回の find の使い方には結び付きません。
そこで find =「(経験して)知る」というもう一つの重要な意味を押さえておく必要があります。
たとえば I've found the work interesting であれば the work を interesting だと have found した、すなわち「その仕事を / 面白いと /(それを経験して)知った」という使い方をします。
今回の「信じ難いことかもしれませんが」は「(あなたは)信じることが難しいと(経験によって)知ることになるかもしれませんが」と読み替えて、You may find it hard to believe となっています。
ちなみに指定がなければ、
「信じ難いことかもしれませんが」
→ It may be hard for you to believe
とすることもできます。
「信じ難いことかもしれませんが」を英語にと言われて迷うことなく You may find it to believe とできれば「お主、やるな」という印象を与えることができるとかできないとか(笑)。
おっ、ステルス自画自賛ですか?
いや、この問題は英語があってそれを訳して問題にしてるからね^^
2. You may find + O + C の第5文型(SVOC)
find を使った SVOC の文型はよく見かけます。そしてSVOCのポイントはこれ。
ここを押さえよう!
*SVOC では O=C となっていることがポイント。
今回の You may find it hard to ~では it が O、hard が C ですから、it = hard
[*Oが主部(意味上の主語)でCが述部(意味上の述語)となる場合もあります。例:He let me do that]
そして流れ良く形式目的語 it の説明へと続く!
このセリフ泥棒(笑)
3. 形式目的語の it
第5文型(SVOC)の O の位置に形式的に it を置いて、後ろに置かれる意味上の(本当の)目的語(不定詞、動名詞、節)を受けさせるものです。
find + to 不定詞 + C とするとそもそもちょっと構造がわかりにくいですよね。一方、形式目的語の it を先に持ってくるとよりスッキリします。さらに、不定詞、動名詞、節などが長くなる場合には、OとCの関係が不明瞭になるのを防ぐ効果がより際立ちます。
例:
I find it difficult to make ends meet を形式目的語 it なしで表現すると、
I find to make ends meet difficult となってわかりにくくなります。
今回の You may find it hard to believe では to believe と短いですが、find が不定詞を目的語とすることがまれです(実際、あまり見たことがない)。さらに find + it + C + to 不定詞は定番表現ですのでこれを覚えてしまいましょう。
なお、形式目的語については基本的な事項を別の記事で解説していますのであわせてお読みください。
あとがき
英作文は Practice makes perfect(習うより慣れろ)の世界ですから、たくさん問題をこなせば実力アップ間違いなし!
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡