ルーちゃんの🐾英語教室

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whose/of which, what/that which [できる!英作文 上級編]

whose/of which, what/that which

 

今回は whose/of which, what/that which を使った英作文に挑戦です。

制限用法と非制限用法も含みます。

 

目次

 

この記事の流れ

この記事ではまず特定の文法テーマに沿った英作文のお題を提示します。

英訳例をお示しして,文法やフレーズの解説を加えます。

英文法の解説として読むもよし,英作文の力試しをするもよし,ぜひご活用くださいませ!

 

今回のお題

1. このスマホ、性能はとてもいいんだけど、私にはちょっと高すぎるな。

2. 赤い屋根の家が僕の家です。

 

両問題とも whose と of which の両方のバージョンが可能です。

 

テーマからは外れるが、whose も of which も使わないバージョンもあるぞよ。

 

英訳

英訳例はこちら↓

 

1a. This smartphone, whose performance is very good, is a little too expensive for me.

1b. This smartphone, the performance of which is very good, is a little too expensive for me.

2a. The house whose roof is red is mine.

2b. The house the roof of which is red is mine.

 

解説

それぞれ解説していきます!

 

問題1

「このスマホ、性能はとてもいいんだけど、私にはちょっと高すぎるな」

 

制限用法か非制限用法か?

まず制限用法と非制限用法の違いについて軽く触れておきましょう。

 

制限用法:先行詞を明確にする(限定する)

例:the person who is in black 黒い服を着た人)

複数の人がいる中で「黒い服を着ている」ということで人物を特定(明確に)している。

 

非制限用法:先行詞の追加説明をする

例:Dr. Owl, who is of course an owl, is one of us.(アウル博士は、もちろんフクロウなのですが、僕たちの仲間です)

「もちろんフクロウなのですが」の部分がアウル博士の追加説明になっています。

*書き言葉では非制限用法ではコンマが入ります。

 

詳しくはこちらの記事で!

englishluke.com

 

さて、問題に戻りましょう。

 

「このスマホ、性能はとてもいいんだけど、私にはちょっと高すぎるな。」は次のように2つの文に分解できます。

1.「このスマホ、私にはちょっと高すぎるな」

2. 「性能はとてもいいんだけど」

 

そして2.「性能はとてもいいんだけど」が whose 又は of which で表現可能な部分です。

問題はこれを制限用法にするか非制限用法にするかです。

 

制限用法であれば「性能がとてもいいスマホ」と「そうでもないスマホ」があって「性能がいい」と明確にするという機能を果たすはずです。

ですがこの問題では「このスマホ」と初めから限定されています

ですからここは「このスマホ」の追加説明と考えるのが妥当なので非制限用法が正解となります。

 

 

制限用法と非制限用法の違いは書き言葉だとコンマが入ります。

特に今回は挿入節のようになるので節の後にもコンマが必要です。

*話す場合には少し間をとります。

 

えっ、違いってそれだけ?

うん、それだけ^^

 

確かにそれだけですが、僕がライティングや英訳の試験官であれば(やらしてくれないでしょうけど^^)あるべきコンマがなければ制限用法と非制限用法の違いがわかっていないと判断して減点します。

 

2つの文を合成

この問題文は、

1.「このスマホ、私にはちょっと高すぎるな」

2. 「性能はとてもいいんだけど」

の2つの文で構成されているのでした。

 

まずこの2つの文を英語にしていきます。

1. This smartphone is a little too expensive for me

2. its performance is very good

 

これを1つの文にするのですがそこで登場するのが所有格の関係代名詞 whose / of which です。

なぜ所有格かというと its performance と its が所有格だからです。

そして形はこうなります。

its performance is very good → whose performance is very good

 

また「性能がとてもいい」のは「スマートフォン」ですのでこれが先行詞となります。

 

これまでのポイントをまとめると、

☆1 非制限用法である(関係代名詞節の前後にコンマが必要)

☆2 所有格の関係代名詞を使って whose performance is very good とする

☆3 先行詞は smartphone

となります。

 

では合成します。

☆1と☆3より smartphone の後にコンマを入れて☆2の文を挿入する

 

1. This smartphone is a little too expensive for me

2. whose performance is very good

非制限用法の英訳例


これで文が完成しました!

 

whose → of which 

さて、所有格の関係代名詞 whose は of which で置き換えることができます。

ただし、その置き換え方がちょっと変則的です。

 

This smartphone, the performance of which, is very good, is ......

 

なんかへんてこりんな感じがするけど...

 

確かに語順がちょっとへんてこりんで、

whose performance → the performance of which

となっています。

 

これはこのような流れでこの形になっています。

・of which の which は「スマートフォン」のこと。

 →「スマートフォンの性能」は performance of this smartphone 

・its performance の 所有格代名詞 its は which に変換され performance of which となり、of 以下によって performance が限定されるので特定のものを表す定冠詞の the が必要

 → the performance of which 

 

このようなパターンは話し言葉よりも書き言葉で使われる堅い表現ですので、自分で書けなくても問題ありませんが、出てきたときにわかるようにしておきたい表現です。

 

ここがポイント!  ○ 関係代名詞が先行詞の直後に来ないパターンあり

 

別解答

ここまで解説してきて心苦しいのですが、会話では whose はまだ使われることがあるかもしれませんが、of which はほぼありません。

 

この別解答では普通はこういうよね、というものをご紹介します。

 

This smartphone has very good performance, but it is a little too expensive for me.

 

いや、じゃあ、もうこれでいいじゃん!

ですよね^^

 

それでも堅い文や試験などでは使われることがあるため今回あえて”難しい方”を答える問題としました。 

 

問題2

「赤い屋根の家が僕の家です」

 

制限用法か非制限用法か?

この問題では赤い屋根以外にも屋根が見えるなかで「赤い屋根の家」と限定しているので制限用法ということになります。

 

制限用法はコンマなしです。

 

2つの文を合成

「赤い屋根の家が僕の家です」は次の2つの文からできています。

1. The house is mine

2. Its roof is red

 

問題1と同じく its roof → whose roof とすることで2つの文をつなぐことができます。

 

The house is mine + Its roof is red

  The house whose roof is red is mine.

 

whose → of which 

これも先ほどと同じです。

its roof → the roof of the house → the roof of which 

 

よって、

The house whose roof is red is mine.

 → The house the roof of which is red is mine.

となります。

 

別解答

ごめんなさい。これもです^^

きっと、The house the roof of which is red is mine のような文は見ることはあっても聞くことはまずないと思います。

 

じゃあ、普通に聞くバージョン行ってみよう!

 

The house with a red roof is mine.

 

このように with を使って表現することができます。

 

いや、簡単!

 

まとめ

今回は所有格の関係代名詞 whose と of which の英作文でした。

解説ではなにかこねくり回して英文を作りましたが、慣れてくれば「2つの文を1つに」という過程を経ずに英文が出てくるようになります。

 

あとがき 

of which に至ってはもはや問題のための問題のような感じもしますが、それでも全く使われないわけではないため何かの役には立つ....と信じたい^^

最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡