さて、今回ご紹介するフレーズは sell like hotcakes です。
ホットケーキは大好きだけど...
そう!その「大好き」ってところがヒントなのよ。
みんな大好きホットケーキ。お祭りなどではよく売れたそうなのです。そこで、
sell like hotcakes = 飛ぶように売れる
という意味で用いられるようになったそうです。
文法的なポイントとしては、sell の使い方。
この sell は自動詞なんです。
自動詞?
自動詞とは目的語をとらない動詞のことですが、普通よく見かける sell の使い方はこんな感じじゃないかと思います。
☆ She sells sea shells on the seashore.(早口言葉)
この場合 sea shells が目的語となって「彼女が貝殻を売っている」という意味で売っているのは「彼女」ということになりますよね。
ところが今回の sell like hotcakes で使われる sell は自動詞で「誰かが売っている」のではなく「(商品などが)売れる」という意味なのです。
(この製品は飛ぶように売れる)
sells が自動詞なので目的語はありませんから、誰かがこの製品を売っているのではなく、主語である This product が「飛ぶように売れる」ということを表しています。
以上 sell like hotcakes のご紹介でした。
えっ、もしかしてこれで終わり?!
うん、終わり。
と言いたいところですが、最後にもう一つ「飛ぶように売れる」の別の表現をご紹介します。それがこちら。
fly off the shelves = 飛ぶように売れる
shelves は shelf(棚)の複数形で「棚から飛んでいく」ということでこの意味になるというわけです。
なるほど。日本語と同じような感じだね。
最後におさらいです。
あとがき
hotcakes は hot cakes と離すスペリングもあるようです。
最後まで読んでくれてありがとう!!また,遊びに来てね♡